
Made in West Germany
以前にもご紹介した、ベルリンの壁が崩壊する直前の西ドイツ製KINGです。
その後、DUOFLEXソールがマイナーチェンジし、シュータンの製造国表記も「Made in Germany」に変化しました。
個人的にはシュータンもアッパーデザインもこちらのタイプの方が好みです。

しかし、現在も、折り返してKINGの表示が見えるシュータンは、現行モデルでも採用されており、

このモデルはソールに落書きみたいな文字がありますが、なんと!
ムンディアル?
プーマのスパイクにその名称が使われるとは…。
カオスですね。
プーマとWEBサッカー雑誌とのコラボ品らしいのですが、

プーマも肝入り新商品のようです。
おそらく、下に置いてあるアーカイブモデルは、エウゼビオさん、ペレさん、クライフさん、ディエゴ様、マテウスさんのものだと思いますが、ディエゴ様モデルのリアリティの無さには失望します。
このシュータンはKINGのみならず、

人気スニーカーも折返しシュータン特別仕様があるようです。
このつま先はサッカースパイクでいえば、ペレキングやリオと同じですが、最近こんな人形が販売されています。

いろいろなバージョンやサイズがあり、どれもとても精巧に作られています。
スパイクもシュータンなどもリアルですが、

つま先はご覧の通りです。
マラドーナスーパーみたいなモデルが復刻されているので、その影響でしょうね。
ディエゴ様はこのタイプのつま先のモデルはボカの親善試合しか履いていないと思います。
さて、今回のKINGですが、申し遅れましたが、これも「先生」からお譲りいただいたものです。
いつも本当に有難うございます。
このモデルは現在のKINGまで引き継がれてきた原型ともいえるでしょう。
ディエゴ様のスパイクとしてもいろいろ発信されているようで、

80年代白シュータンモデルを履いているディエゴ様を描いているのに、スパイクのアップは折返しシュータンモデル…。
同じタイプと間違えているのかな?
かかとのヒモにも違和感を覚えます。
このような情報が出回っているためか、今回アップしているKINGもディエゴ様実使用品として、オークション等に出品されることがあります。
一例、
芝生でプレーしている一流選手のスタッドにしては、ずいぶん減っていますね…。

90年W杯で履いたスパイクについては、これまで何度かご説明していますので、このタイプのソールのノーマルKINGを履いたとすれば、クラブチームでの試合だと思いますが、はっきりとわかる画像は見たことがありません。
ソールがマイナーチェンジしたモデルも実使用品として登場しています。

ナポリ時代なら「Made in West-Germany」か「Made in Germany」の表示がシュータンにあると思います。このシュータンデザインのころにはディエゴ様はナポリにはおられませんね。
90年W杯後、ナポリでのディエゴ様は、いろいろな理由でスパイク供給難だったようですが、市販品ではなく、W杯時のモデルを使っていたことが多かったようです。
画像で一番よく見られるモデルは上のACミラン戦でも履いておられたこのタイプ、

W杯ではシュータンを折っていた時が多かったのですが、ナポリでは立てていることがありました。
シュータンを折るとこんな感じです。

(シュータンは別のものを付けています)
カップ戦の時はシュータンを折っていました(偶然だと思います)。

この試合はスパルタク・モスクワ戦で、珍しく背番号16で途中出場されました。
その試合でのベンチでは、

出場前は首からスパイクをぶら下げていました。
かかとに緑のラインが入っているタイプも使っていた試合がありました。

W杯ではユーゴ戦で履いていたモデルのようです。
こんな感じでシュータンに特徴があります。

サンプドリア戦のみならず、他の試合でも使っていたようです。

このかかとに緑ラインのあるモデルはディエゴ様以外で使っていた選手を見たことがありません。
日本でもKAMOさんでオーダーメイドが可能でしたが、
あまり人気はなかったと思います。
また、90年W杯仕様のみならず、旧タイプのモデルの時もありました。

ソールは2色ナイロンソールではなく、86年W杯で使っていたTOREROタイプだったようです。
ナポリの最終戦

画像数が乏しくて確証はありませんが、この試合も旧タイプのDUOFLEXソールのモデルだったように思います。
というわけで、ディエゴ様がナポリ在籍中に市販品と同じタイプのスパイクを履いていた画像は今のところ見たことがありません。
私が知る限りディエゴ様が新型のDUOFLEXソールを使った試合は、94年W杯のギリシャ戦


ソールも少し塗ってますね。

下のソールの市販品を黒塗りして使っていたのかもしれません。
今回あらためて画像を見直すと、驚いたことに、

2色ナイロンソールのモデルも履いておられました…。
試合途中で履き替えたことは知りませんでした。
たぶん、この試合の後半のW杯最後のゴールも使い慣れた2色ナイロンソールの方で決めたんですね。
個人的には大発見です。
(2025年4月5日)
こちらは、94年W杯のトレーニングで、スパイクの吟味をしているディエゴ様です。
トレーニングではコパムンディアルを履いていましたが、黒塗りのスパイクをチェックされています。

(2026年4月)
最近、画像鮮明化が手軽にできるようになり、きれいにされているディエゴ様の生前画像を目にすることが多くなりました。
日々、ディエゴ様の(スパイク)画像しか興味がないので、他の選手についてはあまり把握していませんが、上記の動画からのとても不鮮明な画像もこんなにきれいにされている方がおられました。

確かにとても鮮明ですが、スパイクについては違和感がたくさんあります。
ナゾ多き94年W杯のスパイクがさらにおかしなことになっている…。
今後、これをオリジナルと信じてしまう時代が来るのでしょうか?
さらに、
オリジナル

鮮明化されと思われる画像

スパイクだけ大幅におかしくなっています。
こんなわけのわからない画像がまことしやかに当たり前になる時代になりそうですね…。