418 adidas SPECIAL MODEL

Size UK8

こちらのコラムで少し紹介したのですが、ブログに載せるのを忘れていました。

井原選手があの「ドーハの悲劇」の時に履いていたモデルと書いてしまいましたが、不安になったので、今一度調べてみました。

結論としては…、

申し訳ありません。間違っていました。

(正しくはこちらをご参照ください)

Jリーグでも似たモデルを履いていて、一応、ソールが違うことは確認しておりました。

ソールだけ違うのかと思っていたのですが、

なんだか、アッパー(特につま先)もユニークな感じです。

どうやら、アッパーはお知り合いのコレクターさんがお持ちのこちらのモデルのようです。

ただ、ソールは違っているようです。

井原選手モデルのソールは時期的(93年ごろ)にはちょっと違和感があり、そもそもこのソールのデビューはかなり古かったと思います。調べてみると、

86年W杯の後に出たモデルに採用され、アステカソールと名付けられていました。

ただ、このソールは国内モデルのみだったようで、AZTECAというモデルの海外仕様は、こちらのソールでした(ebayの画像です)。

3マテリアルソールです。青のタイプは当時はわりと珍しかったと思います。

そういえば、井原選手があの歴史的なJリーグ開幕戦で履いていたスパイクは珍しいモデルだなあと思ったことがありました。

今見るとアステカに見えますが、93年当時に出回っていたのでしょうか?

この当時の日本代表戦では同じアディダスでもコパムンワールドカップを履いていたようです。

取替え式は松永選手同様、こちらのモデルかもしれません。

うーん、日本を代表する名DFのスパイクチョイスは結構ナゾだったんですね。

ドーハの時のモデルはソールが違うような気がしたので、コラムを書くときに画像を調べたはずなのですが、あまり鮮明なものが見つからず、最近になってようやく見つけたのがこちらの画像。

やはり、Jリーグで履いていたモデルと同じだったようです。
コラムではいい加減なことを書いてしまい申し訳ありませんでした。

さて、井原選手が使っていたモデル(アッパーがPAOLA CUPで、ソールがアステカタイプ)は、もうお一方使っている選手がおられました。

こちらをながめていた時に気づいたシュータン(引用先はこちら)。

今藤選手のスパイクが気になり調べてみると…、

井原選手のモデルとよく似ているようです。


やはりアステカソールのようです。

お若くして亡くなられてしまいましたが、愛知県のサッカーどころとして有名な刈谷ご出身だったのですね。

富越さんが撮影されたガンバのお写真は今藤選手のお隣に久高選手がおられます。北陽高校時代から小柄の名手として活躍され、ガンバ創成期を支えられましたが、やはりお若くしてこの世を去ってしまいました。

今は息子さんがサッカー関係でご活躍なのですね。奇しくも明日(9月22日)が命日だそうです。

謹んでお二人のご冥福をお祈り申し上げます。

 

結局、今回のモデルについては、今のところ何もわからなくなってしまいました。
KAMOさんの気まぐれで作られたモデルかもしれませんが、個人的には好きなタイプなので、今後も調査していければと思います。

(2022年9月21日)

ようやくこのモデルのユーザーがわかりました。


95年のアントラーズイレブン。
本田選手と奥野選手のスパイクのシュータンはこのモデルと同じでした。

そして、


つま先もこのモデルっぽいですね。

さらに、

ソールも3マテリアルソールです。あー、ようやくナゾが解けました。

黒崎選手は固定式のアディカップのようです。

奥野選手についてはまた調べたいと思います。

(2023年6月20日)