Size UK8 Made in West Germany
英雄たちが愛した歴史的スパイクVOL.11 ~『17歳のW杯選手のスパイク編』~
私よりも少し年配で、サッカーにお詳しい方は、プーマの最高峰スパイクと言えばキングペレとお答えになります。
私はサッカーを始めるのが遅く、その頃すでにペレ選手は引退され、サッカーの神様として伝説になっていました。
引退してもなお、プーマのペレモデルは80年代でもたくさん販売されており、その最高峰モデルがペレキングでした。
正直、キングペレが有名すぎて、言い間違いみたいに思われたりするのですが、ペレキング(26000円)はキングペレ(24000円)よりも実質高価でした。
まあ、発売時期が10年位違いますから、直接は比較できませんが・・・。
カタログの写真ではシュータンに「MADE IN WEST GERMANY」の表示がないですが、この場合、生産国はどこに記されていたのかが気になります。
また、ペレモデルなのに、ライン等が銀色なのもマイナーだった要因だと思います。
実際にペレ選手が履いているのは見たことがありませんし、プロ選手が履いていた数少ない例は、シュータン切りのこちらの方です。
また、86年W杯でフランチェスコリ選手が西ドイツ戦で履いていたスパイクもラインは白ですが、ペレキングとアッパーは似ています。
ソールはSPAタイプではないかもしれません。
特注品だったかもしれませんが、この選手もスパイクをよく換えられる方だったので、他の試合では違うモデルでした。
(2019年4月9日)
このモデルは高級モデルなはずなんですが、実際に履いていた選手はなかなか見つからないです。
もともとこちらのモデルを履いていた選手を探していて、ディーツ選手の画像を見ていたら、
全身プーマのチームで有名だったボルシアMGの9番の選手のスパイクは、
このモデルのようです。
すかさず、この選手について調べてみると、
フランク・ミル(Frank Mill)選手でした。
スポンサーの「DATSUN」が懐かしいです。
ブンデスリーガの名ストライカーでしたが、「Miss of the Century」で有名だそうです。
(2023年3月18日)