35. PUMA Torero (2)

Size UK8 Made in West Germany (Model No. 492)

英雄たちが愛した歴史的スパイクVOL.13 『マラドーナ、神の5人抜きスパイクを徹底解剖』

英雄たちが愛した歴史的スパイクVOL.3 ~レトロではないプーマ・トレロ編~

ありそうでなかった白ラインのトレロです。

こちらのお店で作っていただきました。

マラドーナプロ(II)」をヤフオクで見逃したことがきっかけでした。

すんなりあれが買えていたら、ここまでスパイクバカにはなっていなかったでしょう。

良かったのか悪かったのか?

さて、私が知る限りでは、トレロの白バージョンは市販されなかったと思います。

しかし、神はナポリに移籍された直後の84年位からこのスパイクに似たモデルを使用し始めました。そして、86年W杯ではそのモデルと同じスパイクで大活躍されました。

似たようなスパイクが神実使用として、オークションに出品されているのを見たことがあります。

一例がこちらです。

神からの直接のお恵みということで出品されている方もおられましたので、私のような者にあーだこーだ言われたくはないと思いますが、一応見た感じの自分なりの感想を書きます。

1、神はつま先2枚革のモデルがお好きだったようです。

このスパイクはつま先2枚革ですので、それには合致します。

ただ、シュータンの西ドイツ製表記が小文字入りの「Made in West Germany」の場合は86年以降の製品で、その頃の神が使用していたスパイクのつま先部分の革はかなり横に広がっています(WEB表紙写真をご参照下さい)。

このスパイクのつま先はそういう感じではないようです。

2、表紙写真でおわかりの通り、神モデルのシュータンの中央には細い革が貼られています。このモデルのシュータンのように、横に折れ目の線が入っているモデルは公式戦使用モデルではないと思っています。

3、プーマの高級スパイクは横とかかとに補強の革が外からはられています。それがないスパイクは基本的に廉価モデル(安物)だと思います。例外(これなど)もありますが、基本的に神が公式戦で履いていたスパイクのアッパーはキングに近いと思います。

4、ソールに関しては白黒のデュオフレックスソールは決してハイエンドモデルにのみ採用されていたわけではなく、アッパーが人工皮革のモデルでもこれと同じソールのモデルは存在します。

5、革はさわれないので材質はわかりません。神はアッパーが紙であろうが、布だろうが、人工皮革だろうが、裸足であってもまったく問題なくプレーできたとは思いますが、おそらく高級な皮革でできたスパイクを履いていたと思います。

とりあえず以上ですが、普通の方はパッと見では違いはわからないと思います。

スパイク自体は珍しいモデルなので、安ければ欲しいですが、実使用ということですごい価格で出品していることが多く、本物なら売らなきゃいいのにと思うばかりです。