
Made in Japan
前回、前々回のキングギアの記事では、パラメヒコの話題がありましたので、(たぶん)珍品パラメヒコのご紹介です。
パラメヒコの表示があるにもかかわらず、取替え式モデル(ふつうはメキシコライト)のパラメヒコは、市販品ではなくプロ選手仕様のものがほとんどだと思います。
時代的に一番古いタイプはこちらだと思います。

このソールは西ドイツ時代の終わりのころに登場しており、まだJリーグになる前のJSL時代の選手も使っていたようです。
Jリーグが開幕したころに、意外と多くの選手が愛用していたのが、このタイプです。
以前、ストイコビッチ選手が愛用したモデルとしてご紹介しましたが、多くの日本人Jリーガーも使用していたようです。このソールも80年代後半の市販品でもありましたが、赤い部分があるモデルはおそらく特注品だと思います。
今回のモデルはこのソールの赤い部分がなく、市販品のバロンドールの取替え式のソールと同じタイプです。

0142の取替え式では同じソールのモデルがあり、使用していたJリーガーもおられました。
しかし、アッパーがパラメヒコタイプの、このモデルを使っていた選手は少なかったようです。
ようやく見つかった使用選手のお一人がこの方。

現Jリーグチェアマンの野々村選手で、JEF時代に履いていました(97年)。
同時期には、

赤い部分がある方のソールのパラメヒコも使っておられました。
清水東高校時代からパラメヒコユーザーだったと思います。
ただ、札幌移籍後はアディダスのスパイクに替えられたようです。
あともうお一方もJEFのチームメートで、


日本代表にも選ばれた茶野選手です。後にジュビロでも活躍されましたが、現役時代はずっとプーマのスパイクだったようです。
時には、

赤スタッドのパラメヒコ・デュエも使っておられました。
JEFはアシックスユーザーが多いという印象でしたが、コアなプーマ愛用選手もおられました。宮澤選手もそのお一人ですね。
このお二人の画像を見つける過程で、ゲッティさんの画像をずいぶん見させていただきましたが、
中田選手もデビューした年はいくつかプーマのスパイクを使っておられたのですが、パラメヒコのこちらのタイプも履いていたのは初めて知りました。
ガンバはアディダスの選手が多く、今藤選手はコパムンディアルですが、中田選手がコパムンだった試合もありました。

現役時代の中田選手のスパイクはFILAやナイキの印象が強いですが、デビュー時は様々なメーカーのモデルを試されていたようです。
きっと未来の大器との契約を得るために、各社が名品スパイクをいろいろ提供していたのかもしれません。
(2025年3月19日)