Size 25.5cm Made in Japan
このモデル名は82年ごろにデビューしました。
アシックスのカンガルー革の最高峰モデルで当時最新の7本スタッドソールでした。
このころは量産モデルでしたが、80年代後半からはこちらやこちらのような白一色の6本ソールモデルになり、おそらくトップ選手用の特注品だったようです。
一部のサッカー専門店では入手できたようですが、たぶん生産数はそれほど多くなかったと思われます。
同等の固定式はこちらだと思います。
この後、名品2002などがデビューしましたが、850もマイナーチェンジし作られていたようです。
ネットからの画像です。
きっと、デザインはシュータンマークぐらいしか変わらないと思いますが、 アシックスのスパイクは旧型のマークのモデルまでしかなぜか購買欲が湧かないです。
ソールは強化されているようですね。
使用していた選手としては、以前こちらのコラムでもご紹介した、
次々と日本サッカー界の限界突破を成し遂げた面々。皆さんお若いと思っていましたが、早いものですねえ。この時は固定式だったかもしれません。
最近、Jリーグ開幕時の画像を見ることが好きなんですが、アシックスのスパイクの選手が多かったのは、
JEF市原の選手達。7番パベル選手のスパイクはこのモデルのようです。
対清水戦。川崎から移籍した加藤久選手と競り合うパベル選手。
取替え式なので雨の日は好まれたようです。
他にも
越後選手。四中工時代から注目されていました。
五十嵐選手
菅野選手(たぶん)。アシックスが多いJEFでしたが、後ろの宮澤選手はプーマを愛用していました。後方にはあの超メジャー選手が!
J開幕のころのJEFのイレブン
江尻選手(前列左から二人目)は2002を履いていたようです。時期的には2002もすでにデビューしていましたから、固定式は2002の方が好まれていたのかもしれません。
後列中央は98年W杯出場選手
中西選手。この方も四中工出身でした。このモデルを履いていた時もあったようです。新型の850かな?
リティー選手もアシックスかと思っていたのですが、開幕当初はアディダスのこちらのモデルだったのですね。
固定式はコパムンを履いていたようです。
その後、アシックスにされました。
8本スタッド
6本スタッド
固定式
82年W杯から世界のサッカーに興味を持った私には、リトバルスキー選手が日本でプレーするなんて当時信じられませんでした。
W杯優勝1回、準優勝2回経験者ですから。しかも来日当時まだ33歳。
いくらジーコさん、リネカーさんがスゴイとはいえ、W杯の戦績だったらダントツの助っ人でした。
今回は尊敬を込めてリティー選手のスパイクも調べてみました。
ただ、やはりこのころからのアシックスは、モデルが複雑すぎてリティーモデルですら覚えられません。
私のアシックスのあこがれと言えば、やはり840、850、870の旧型マークモデルだなあ…。
(2023年2月11日)