Size UK5 Made in Japan
英雄たちが愛した歴史的スパイクVOL.27 ~プーマの大定番・ベルトマイスター編~
これは記念すべき最初に買った「履かない」スパイクです。
「履かない」というか「履く目的ではない」が正しいです。
ヤフオクを何気なく眺めていた2013年頃に、たまたま見つけました。
いくらだったかも、競合したかもまったく忘れてしまいましたが、大した額ではなかったですし、高かったら買わなかったと思います。
商品の画像を見ても、正確なモデル名や生産時期なども知りませんでした。
何となく古いスパイクには興味はありましたが、実際に一つ手にすると、いろいろ知りたくなり、様々なネット情報を調べるようになりました(未だにこちらのサイトはいつも参考にさせていただいております)。
「WMスター」
「製造は1995年頃で日本製」
「ベルトマイスター(ベルマイ)の復刻版らしい」
などなど。
画像はプーマの方から入手したWMスターのカタログ画像(96年版)です。
価格としてはめちゃ高いわけではないですが、上級者(?)用にランクされるモデルだったようです。
私の知る限り、ベルマイは93年頃までは製造されていたようなので、これはベルマイ復刻版というより、純粋に後継モデルだったのではと思います。
この頃は社会人リーグで多少真面目にサッカーをしていましたが、自分が使うスパイクにはほとんどこだわりがなかったので、こんなスパイクが販売されていたなんてまったく知りませんでした。
さて、このスパイクがきっかけで、久しぶりに検索した古今のサッカースパイクの情報は、数年前とは比較にならないほど充実しているようでした。
ブログやHPまで作っている方がおられるのを知り、サッカースパイクは好きだが、自分には到底真似できない世界と思いました。
しかし、昔(昭和時代)のスパイクに関しては2010年代初めまでがピークだったようで、現在は結構下火になっている感があります。
私は遅れてきたスパイクキチガイとして、これからもできる限り80年代を中心に昔のスパイクについて発信を続けていければと思っています。
(2019年2月8日)
(2019年12月8日)
(追記)
最近は西ドイツ時代のことで書くネタが少なくなり、Jリーグ開始当初のスパイクにも少し興味を持っています。
WM STARは確かにクオリティーは悪くないと思いますが、パラメヒコと同時期で、さらに地味な感じのモデルなので、プロ選手は履いていなかっただろうなあと思っていました。
ところが…、
愛用されたJリーガーがおられました。
フリューゲルスの三浦選手(96年)。しかもアルゼンチン(マラドーナ)結び!
その後はトップスターの黄色バージョンやその取替え式なども使っていたようですが、スパイクにはかなりこだわりを持った方だと思われます。
フリューゲルスやレッズはプーマ愛用者が多かったので、ときどき変わったモデルを履いている選手を見つけることができます。
いずれまたどこかで紹介できればと思います。
他にも、98年ごろのアントラーズでは、
増田選手、眞中選手がWM STARらしき黒シュータンモデルを履いていました。
ただ、増田選手のモデルは…、
取替え式で、ソールはこちらのタイプだったようです(マニアックですね。)
眞中選手もかなりマニアックなプーマスパイク愛用者だったようですので、いずれまた紹介したいと思います(こちらにアップしました)。
(2021年4月23日)