21. PUMA BOCA

Size UK8 Made in West Germany

英雄たちが愛した歴史的スパイクVOL.23『英雄もこだわった(?)トレーニングシューズ編』

こちらでも書きましたが、一時期フットサルシューズ選択に悩んだことがあり、使えるはずもないビンテージ物にも手を出していた時期がありました。

これは、その時に衝動買いしたものです(ebayで)。

古いスニーカーにありがちな、ゴムソールが硬化してカチカチです。

しかし、ヒビ等はないので一応普段履きはできます(履きませんが)。

高校時代はスパイクがほぼすべて黒に白ラインだったので、普段履きの運動靴まで同じ色を買おうとは思いませんでした。

むしろ、結構派手な色が個人的には好みでしたし、いかにも体育の先生が履いているような感じの高級そうなトレシューが欲しいと思っていました。

また、サッカー強豪校はジャージやトレシューをチームで揃えていましたが、まったくの無名・弱小校のサッカー部員の私は、そんな習慣にも憧れました。

しかし、安売りのスパイクだけでもそこそこの値段がするのに、トレシューまで高いものを欲しいとは言えず、サッカー雑誌の特価記事を見て、現金書留の通販で手に入れていた記憶があります。

「Boca」はあったのは覚えていますが、前述の通り黒に白ラインのトレシューは眼中になかったので、実際に買おうと思ったことはありませんでした。

今になって手に入れてみて、履き心地などは大してよいとは思いませんが、スパイク的な西ドイツ製表示のシュータンはトレシューでは珍しいと思うので、そこは気に入っています。

最近はオンラインで何でも買えて、(結構送料は高いが)海外からも欲しい物が簡単に手に入る時代です。

シューズ自体も懐かしいですが、現金を書留封筒に入れて頑丈に印紙で封をして送っていた頃が懐かしく思い出されます。

お楽しみの物が届いた時の、箱を開けるわくわく感は今も変わらず、収集を楽しんでいます。

(2019年8月29日)