518 PUMA WEISWEILER KING

Made in West Germany

ディエゴ様の貴重なグッズ展覧会のコラムでも少し触れたWEISWEILER KINGの2足目です。

以前入手したものと同じに見えますが、シュータンマークに西ドイツ製の表示があるタイプです。

以前入手した方は、
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西ドイツ製表示は中敷きに記されています。

同時期のKINGも同じような感じで、

シュータンに西ドイツ製の表示がないタイプ

西ドイツ製の表示があるタイプ
販売時期の違いで2種類ありました。

KINGとWEISWEILER KING、そしてこちらのSPA KINGも同時期に販売されていました。

KING3兄弟?
当時もし買えたら、どれを選べばいいか迷ったでしょうね。

WEISWEILER KINGは、日本で開催された79年ワールドユースの開幕戦の前半にディエゴ様が履いていたことは何度か紹介しました

富越先生撮影のすばらしい画像のおかげで、WEISWEILER KINGだとわかりますが、この時以外で、明確にこのスパイクを履いていた選手を見つけることはできません。

また、ディエゴ様も同じ試合ですぐにスパイクを変更されたようで、

実際にWEISWEILER KINGを履いてプレーしている画像は見当たりませんでした。
また、他の試合で履いていた画像も見たことがありません。

WEISWEILER KINGは2足とも日本が誇るフリマ、メルカリに出品されていました。しかし、西ドイツ製にもかかわらず、他のWEISWEILERシリーズと違って、外国のオークションで販売されていたのは見たことがありませんし、日本以外の当時の広告にも載っていなかったようです。


なぜディエゴ様は、新品(と思われる)の、こんなピカピカ状態のWEISWEILER KINGを、一番注目が集まる最初の試合の開始時だけ履いていたのでしょうか?
取替え式はその後のアルジェリア戦、ウルグアイ戦でも履いていたのですが、いずれもこのモデルではありませんでした。

個人的に、不思議なモデルだと思っています。

ところで、WEISWEILERさんご本人が履いていたのは、

KINGだったように見えます。オベラーツ選手のシュータン折りはいいですねえ…。
選手はユニフォームもスパイクもアディダスですが、監督はスパイクがプーマで、シャツはルコック…。
複雑ですね。

奥寺選手を見出したケルンの監督としても有名でしたが、

バルセロナの監督時代には三菱の選手たちともトレーニングで交流されていました(75年)。


クライフ選手もおられました(富越先生撮影の画像です)。
ちなみに代表監督もされた二宮監督は現在もお元気でカフェのオーナーをされているそうです。

さて、残念ながら、またこのモデルが発売されていたころの名選手の訃報がありました。
78年W杯優勝メンバーのルイス・ガルバン選手(前列右端)が先日亡くなられたそうです。

ガルバン選手は82年W杯も出場されていましたが、サッカーを始めたばかりの私は、当時お名前を存じ上げませんでした。

初めてガルバン選手を認識したのは、この本を見たことがきっかけでした。

大学に入学したころ、(たぶん)まじめにサッカーが上手くなりたいと思い、衝動買いした本で、著者は大学教員として勤務しながら、読売クラブ、日本代表で活躍されていた加藤久選手です。
当時、日本選手で最も好きなDFでした。

表紙の加藤選手のスパイクは黒塗りされているのかと思っていましたが、今見ると、トレロだったようです。
ユニフォームのプーマが右向きなのも懐かしいです。

この本の中に、当時の世界の名DFが何人か紹介されていました。

皇帝、フォックツ選手、KH・フェルスター選手(西ドイツ)
カルロス・アルベルト選手(ブラジル)
シレア選手(イタリア)
そして、アルゼンチンのパサレラ選手
全員当たり前のように知っている選手ばかりと思っていたのですが、

もうお一人挙げられていたガルバン選手は、
加藤選手が目標とするDFとして紹介されていたにもかかわらず、それまで名前を存じ上げませんでした。

そのころはガルバン選手のたくみな守備を解説した画像も少なかったのですが、今はこのような動画も見ることができます。

82年大会はアルゼンチン代表があまり調子がよくなかったので、目立たなかったのかもしれませんが、スパイク的には、

この時代の方が好みです。

名選手の訃報は富越先生のSNSで知ることが多いですが、ガルバン選手の追悼画像もいち早くアップされており、この画像もその1枚です。

ガルバン選手のご冥福をお祈りいたします。

最後に富越先生のSNSでもリンクが載っていますが、ドイツサッカー博物館でネッツアー選手の特別展が開催されています。
(注:ネッツアーさんはご健在です)


使用されている画像のほとんどが富越先生が撮影された未発表のものだそうです。

日本でも釜本さん他、往年の名選手の富越先生写真展の開催を期待したいです。

(2025年5月9日)