451 PUMA KING

Size UK8.5 Made in West Germany

ディエゴ様の63歳のお誕生日(10月30日)が過ぎてしまいました。

本当は当日にアップしたかったのですが、ネタが思い浮かばず遅れてしまいました。

昨年入手した70年代のKINGです。

このモデルもこちらで紹介して以来、かなり久しぶりになります。

サイズが違うだけに見えますが、バイスバイラーキングと同様にシュータンマークに西ドイツ製表記の有無の違いがあります。今回のモデルは中敷きに西ドイツ製と記されています。

また、箱も旧型タイプで、こちらの方が製造が古いと思われます。

ディエゴ様が本格的にフル代表になったころには、まだこの黒シュータンのキングを愛用していたようです。

1980年ごろの画像で、前年のワールドユースでは白シュータンモデルもすでに使っていましたが、なぜか旧型モデルでイングランドとの親善試合でもプレーされていました。


他の選手も同じ黒シュータンモデルかと思いきや(イングランドのユニフォームはアドミラル)、


パサレラ選手はT字シュータン、フィジョール選手、タランティーニ選手は白シュータンでした。このころのプーマモデルはマニアでもとても難解です。

今回、このモデルを紹介したきっかけは、KAMOさんがこんなイベント(?)をされているのを知ったからです。

キングが再注目されるのはいいんですが、

80年代の白シュータンモデルがない…。なぜマラドーナスーパーなんだ…。キングちゃうやん。
まあ復刻も作ったぐらいだから仕方ないのか…。

なんだか解せないです。

まあ、プーマさんですら、本当かどうかわからないことをおっしゃってますからね。

同じKAMOさんのサイト中の動画で、プーマの生き字引・フィッシャーさんのインタビューがありました。その中で、

氏の一番お気に入りのスパイクとして紹介されたペレ選手の実使用モデル。取替え式の6本スタッドです。
実際に着用していたことに異議を唱えるつもりはありません。

しかし、

相変わらず70年W杯で履いたものだとおっしゃっています。

ペレ選手の追悼コラムとしてこちらに書きましたが、 70年W杯で6本スタッドモデルは使っていなかったと思います。
決勝のみ長いシュータンのモデルを履いていましたが、

実際はかかとに4本スタッドがある、計8本スタッドのモデルでした。

もうディエゴ様もペレさんも天国に逝ってしまい、スパイクの歴史もいろいろと歪曲されているようですが、70年W杯は50年以上前のことなので、まあしょうがないですね。

せめてディエゴ様のモデルについては、このサイトで正しいことを発信していく所存です。

 

ところで、ディエゴ様が亡くなられてからは、10月30日ごろにこちらのお店に伺っていました(2年前に伺った時)。

今年もまたと思ったら、週末はお休みしていて平日3日のみの営業とのことでした。

距離的に平日には伺えないので大変残念ですが、現在店長さんはこちらでもご活躍でした。

以前もJリーグチームで通訳をされており、しばらくはお店に伺えそうにないのが残念ですが、益々のご活躍を願っております。
(お店にはこんなお宝もゴロゴロしています)

 

さて、そういえば最近のKINGトレシューを購入していました。

軽くてよい履きごごちです。フットサルにも使えそうですが、慣れるのにもう少しかかりそうです。同時にこちらも入手しましたが、普段履きに重宝しています。黒ラインにしてしまいましたが、白ラインもいいですね。

 

KINGと言えば、ギター(モーリスW-20)を弾き始めたころに「You’re King of Kings」を低音でまねして歌いました。
サッカー選手もですが、最近は憧れたスターの訃報も多く、寂しさを感じます。
チンペイさんのご冥福をお祈りいたします。

雑多な話題で申し訳ありません。締めくくりとして、

King of Kingsはやはりこのモデルでしょう。

(2023年11月3日)

キングIT 1足いかがですか?