487 adidas PRO2000

488 adidas WORLD CUP WINNER

489 adidas DOMINATOR

アッパーが同じオーストリア製ということで3足一緒に紹介させていただきます。
基本的にはワールドカップウィナーとアッパーデザインは同じですが、487はPRO2000というモデル名です。

昔のアディダスは「2000」という数字をモデル名にするのが好きだったようですが、これは初めて見ました。
488は確かリトアニアから出品されていたウィナーで、英国のNさんの助けを借りて入手したものです。

487のPRO2000との違い…。
正直わかりません。
西ドイツ製ウィナーは1982年ごろに絶版になりましたが、オーストリア製ウィナーはかかとのマークが変化した80年代中頃まで生産されていたようで、PRO2000はその後継モデルだったのかもしれません。
489は以前入手した「DOMINATOR」というモデルですが、487のPRO2000とともに箱入り未使用に惹かれて入手しました。

入手先と方法はこちらに記したモデルの時と同じです。まだまだ在庫はあるようです。すごいなあ…。
3種ともたぶんアディカーフアッパーで、3本線も革製の西ドイツ製に負けず劣らずのクオリティーだと思いますが、誰が使っていたかはさっぱりわかりません。
西ドイツ製との違いは、

以前から書いていますが、シュータン裏が黒いことぐらい…。
80年代中頃から、シュータン裏が黒いアディダスのモデルを履いていた選手は、知る限りでは現オランダ代表監督のこの方、

現役時代のクーマン選手です。マークはないようですが、明らかにシュータン裏は黒いです。お隣のミューレン選手のスパイクも珍しいシュータンのモデルです。
せっかくですので、この名選手の歴代のモデルについて調べてみました。
代表デビューは83年、

なんとオランダ製のQUICK社のスパイクです。結構出品されているので入手してみようかな…。
85年は、

ユニフォームと同じルコックのスパイク。これも意外です。TDK…、懐かしい。
プーマの白ライントレロが気になります。
86年ごろから、

アディダスのスパイクにされたようです。モデル名はわかりませんが、シュータン裏は黒いですね。こちらも隣のプーマが気になります。
私が世界のサッカーに興味を持ち始めた80年代前半は(信じられませんが)オランダ代表は低迷しており、W杯やEUROでオランダ代表選手を見ることがなく、クライフ選手に続くような国際的スーパースターの存在も知りませんでした。
ようやく国際舞台に再登場し、いきなり優勝した88年のEUROはセンセーショナルでした。
そのころのクラブチームでのクーマン選手

やはりシュータン裏が黒いモデルです。つま先まではわからないので「DOMINATOR」か、こちらのモデルか、はたまた全然違うモデルなのか…。
3マテリアルソールなので、こちらのモデルの可能性もあるかな?
88年EUROのオランダ代表チームでは、

Wouters選手、Hans-VAN-BREUKELEN選手もシュータン裏が黒いアディダスのスパイクだったようです。裏白シュータン(おそらく西ドイツ製)の選手も混在しているチームは珍しかったと思います。

Wouters選手の後ろのホドル選手のスパイクはこちらです。 
オーストリア製かはわかりませんが、なぜかオランダ選手は裏黒シュータンアディダスを選ぶ方がおられたようです。
クーマン選手、ファン・ブロイケレン選手とPSVでチームメートだった

Edward-Linskens選手もシュータン裏が黒いスパイクでした。
きっと当時のオーストリア国内リーグでは多くの選手が自国製のモデルを履いていたと思いますが、画像が見当たりませんでした。また何か情報があれば追加したいと思います。
(2024年10月11日)