Size 26cm Made in Japan
モデル名はクレセールというらしいですが、英語のスペルはこれでよいかわかりません。
プーマのカタログでは99年ごろデビューして、00年までしか販売されなかったようです。
スフィーダやパラメヒコと同レベルのハイエンドモデルで、カタログの画像の通り、もともとはプーマの典型的な固定式ソールでした。
このスパイクはおそらくソールが劣化して、今風のソールに交換されたようです。
入手先は海外からでしたが、なぜかKAMOさんのシューキーパーがついており、さらには日本代表ロゴが入ったシューズ袋も付属し、モレリアIIの箱に入って送られてきました。
こちらの出品者さまは主に日本の名品スパイクを大事に修理されてebayで販売されているようで、個人的に注目しています。もちろん、オリジナルのままの貴重なモデルも出品されています。
さて、このモデルは発売期間が短かったためか、これまで見たこともなく、西ドイツモデルから続くパラメヒコタイプの白シュータンとも違い、かかとのデザインも、
こんな感じなので、個人的にはあまり好みではありません。
ただ、以前こちらで紹介した三浦(兄)選手が2000年ごろに履いていたスパイクがこのモデルで、向学のために衝動買いしてしまいました。
取替え式タイプもお使いだったようで、
さすが、以前ご紹介したように、スパイクのこだわりが感じられます。
同じく、固定式、取替え式タイプのクレセールを履いていた選手、
エスパルスの市川選手です。
もともとプーマ愛用選手が多いエスパルスですが、このころはかなりマニアックなモデルを履く選手がおられ、画像を探すのが楽しいチームです。
例えば、
今ではカリスマ解説者から監督になられた戸田選手のエスパルス時代のスパイクは、ベースはクレセールのようですが、シュータンはパラメヒコタイプです。
戸田選手も同じアッパーで取替え式タイプもご愛用でした。しかも、
普通のメキシコライトのソールと思いきや、かかとはスタッドが3本ある、計9本スタッドの特別仕様でした。このソールはお気に入りだったようで、その後の日韓W杯やトットナムでもこのソールのモデル(アッパーは別)をご愛用でした。
同じく、エスパルスの森岡選手、
こちらもシュータンがパラメヒコタイプのクレセールのようです。
森岡選手はパラメヒコもご愛用でしたが、そちらもかなりマニアックで、いずれ紹介できればと思います。
こんなマニアックな戸田選手の特注モデルですが、実は最近メルカリに実使用品が出品されていました。
取替え式9本スタッド仕様。
こちらはサイン入りの固定式ですが、ソールは0255や0142に使われている軽量タイプのようです。
また、どちらもつま先のステッチも多めに入れられており、随所にこだわりを感じます。
手に取ってご紹介できればよかったのですが、残念ながら見つけた時はどちらもSOLD OUTでした。
(2023年9月9日)
(速報?)クレセールとは関係ないですが、スパイクのパラメヒコ復刻に続き、トレシュー版も登場しました。
ソールはメキシコITと違ってガムソールです。
スパイク以上に高額でしたが、好みのタイプのスニーカーなので思わず購入してしまいました。
いずれまた詳しく紹介したいと思います。
一足いかがですか?
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