386 PUMA KING (Austria)

Size UK10 Made in Austria

だいぶ前に入手しましたが、しばらく書くことがなく、ようやくネタが思いついたので本日投稿します。

以前からネットの画像ではよく見ていたモデルだったので、つい手に入れてしまいましたが、予想に反して西ドイツ製ではなくオーストリア製でした。ちなみに、まだebayで購入できます。

そういえばイタリアのコレクターにも一度購入をすすめられた覚えがあります。

アディダスのオーストリア製はわりとユニークで、つくりも西ドイツ製に比べてそん色ないのですが、プーマのオーストリア製はこちらのように、少々つくりが荒い印象があります。

ソールが黒一色で、ネットに載っているKINGとは異なり、かかとの作りも多少違うようです。

このスパイクのモデル番号は490ですが、同時期の西ドイツ製キングは492です(こちらも)。

西ドイツ終盤から90年代前半のドイツ製キングは491になります。

80年代はこちらのシリーズが490になったと思います。

どなたか履いておられた選手がいたかを探したところ、こちらでご紹介したこの選手

78年ごろのBeccalossi選手。古い画像なので、違うかもしれませんが、ソールの色は黒っぽい気がします。
さすがミラノダービー、超満員の観衆ですね。同じころの日本とはえらい違いです。

ついでにQUIKOを履いているきれいな画像もありました。

プーマの黒ソールはマラドーナシリーズの初期モデルにも採用されていました。

そういえば、最近のスパイクも全体的に黒いモデルが復活しているようですね。

価格が3倍ぐらい違うようですが、型落ちなのか、クオリティーが違うのかさっぱりわかりません。

(2021年9月23日)