こちらの回で途中になってしまったスパイクの紹介です。
昨年、2000年前後に浦和レッズで活躍された選手のスパイクが、フリマやオークションに大量に出品されていました。
確か、個々のスパイクの細かい説明はなく、サインが入っていても、どなたのかは不明のものがほとんどだったと思います。
私は出品に気づくのが遅く、いくつかの貴重なモデルはすでにSOLD OUTでした。しかも残念なことに、その後サインが消されて、かなり高値で転売されたものもありました。
まあ、それはいいとして、最終的にフリマやオークションで売れなかったものを、出品者の方から譲っていただきました。本当にありがとうございます。
ようやく、どなたのものか調べた結果をご紹介したいと思います。
もう20年以上前のものですから、すべてビンテージスパイクと言えると思いますが、なんせ私の守備範囲からするとかなり新しいものばかりで、すぐわかるのはコパムンディアルぐらいです。
このコパムンですが、あの頃のレッズでコパムンを履いていた選手はこちらです。
大柴健二選手
城定選手や、ベギリスタイン選手もコパムンを使っていたことがありますが、サインがありました。
ちょっと薄くなっていますが、おそらく間違いないでしょう。
ふつうにシュータンを折って履かれていたようですが、この現物はシュータンがカットされています。
快足FWだったと記憶していますが、コパムンを愛用されていたのは意外と言えば意外です。
次はサインがはっきり残っているこちら
背番号2番でナイキをお使いだった方は、
山田暢久選手 なぜ売れなかったのだろう?
さて、あと3足はGKの方々のスパイクのようです。
まずとっつきやすい白いシュータンのプーマですが、サインがあります。
ちょっと薄くてわかりにくいのですが、調べてみるとこちらの選手のサインのようです。
田北雄気選手だと思います。あまりサインが出回っていないようで、こちらから転載させていただきました。ありがとうございます。
96年ぐらいまではミズノのスパイクでしたが、それ以降はプーマを愛用されていました。
GKなので、試合は取替え式が多かったようで、こちらは練習用かもしれません。
カタログ的には
このモデルだと思います。
次はもう一つのプーマですが、見たことがないモデルで、ヒモの位置が真ん中にない私には未知のタイプです。
カタログ的にはこちらのモデルのようです。
サインはやはりわかりにくいですが、16の数字が見えます。
調べてみるとこちらの選手のものだと思います。
西部洋平選手
はっきりしたサインはこちら
2002年は背番号1になったんですね。
さて残るはuhlsportのスパイクですが、GK御用達メーカーですので、おそらくGKの方が使っていたと思います(GK以外も使っていました。Jリーガー、バロンドール選手)。
しかし、消えてしまったのかもしれませんが、このスパイクにはサインがありませんでした。
このころのレッズのGKで有名な選手と言えば、
土田尚史選手
こちらでも紹介しましたが、Jリーグ開幕当初は珍しいプーマのモデルを履いていました。このソールのスパイクを使っていたJリーガーがおられたとは…。感慨深いです。
ですが、現役晩年は
こちらのメーカーのモデルも使っていたようです。やはり試合では取替え式を履いていたようですので、現物は練習用スパイクかもしれません。
あらためて、貴重な実使用スパイクをお譲りいただき本当にありがとうございました。
(2022年9月1日)