250 PUMA EMPEROR (changeable studs)

Size UK7.5 Made in Germany

英雄たちが愛した歴史的スパイクVOL.39 『プーマ西ドイツ製からドイツ製、そしてその後の歴史とは?!』

エンペラーって、すごいモデル名だと思いますが、プーマにはキングロイヤルもあるので、その流れなんでしょうか。

90年以降のプーマのドイツ製なので、それなりにハイエンドモデルだと思いますが、有名な選手が履いていたかは不明です。

まったく同じ名前の固定式もありました。

日本だとパラメヒコがあるので、寿命の長いソールと感じますが、外国製プーマでは最後ぐらいのモデルだと思います。自分のスパイクのソールには「Made in W. Germany」の刻印がありますが、オークションでは「W」を消していたものが出品されていたことがありました。
生産時期的に「W」があるのはおかしいので、このソールの在庫処分で作られていたのかもしれません。

時期的にいろいろ調べましたが、結局このモデルの使用選手はわかりませんでした。
そのついでに見つけた個人的に気になるスパイクを履いていたチームがこちらです。


96年EUROのチェコ代表です。GKと9番の方はシュータンがリバーシブルのKINGですが、他の選手はシュータンを折り返してもロゴが見えないタイプです。

注目は3番の選手

3番の選手のシュータンはこちらのチェコ製のモデルに似ています。キングもすでにドイツ製ではなく、チェコ製だったと思います。

ただ、ソールは、

SPAソールではなく、このモデルと同じタイプのようです。チェコの名選手も履いていました。


アッパーも90年代のキングとは少し違うような…。エンペラーとも違いますが…。よくわかりません。

この頃のチェコ代表は全員プーマを履いていますが、クラブではそれぞれでした。


インテルとラツィオの選手がアシックスを!日本製スパイクの輝かしい時代

その後、ネドベド選手はこちらのメーカーを長く愛用されました(現役晩年はアディダスだったようです)。
キーパー専用だと思っていましたが、大間違いでした。

(2020年9月22日)