52. adidas CARTAGENA (1)

Size UK7.5 Made in France

英雄たちが愛した歴史的スパイクVOL.22『ナゾ多きフランス製アディダス編』

151 adidas CARTAGENA (2)

Size UK6 Made in France

「カルタヘナ」

ある分野の方はなじみのある土地の名前ですが、コロンビアとスペインにあります。

こちらのスパイクはスペインのカルタヘナが由来のようです。

フランス製アディダススパイクで未だに入手できないのが、「EUROPA」と「IBERICA」なんですが(イベリカは入手できました)、このソールはイベリカと同じなので買ってしまいました。

アディスーパーソールがガイコツソールと呼ばれていたことを読んだことがありますが、どちらかと言えば、こちらの方がガイコツに見えます。

サイズ違いを売っていたので、2つ購入して一つは部品取りにしました。

こちら用のシュータンにしたのですが、コパムンワールドカップ82からは、それ以前のトップモデルに比べ、すそ広がりで幅が広くなりました。


(コパムンとワールドカップ78のシュータン比較)

最初はとりあえずソール、シュータン部品取りとして中古のコパムンを用意しました。

ワールドカップ78と比べるとやはりかなり違います。

また、裏側の縫い目も昔は白い糸でしたが、今のコパムンは黒い糸なので、そのままでは使えない感じでした。

復刻版からシュータン+マークを取り外して使おうと思いましたが、こちらは「MADE IN WEST GERMANY」の表示がなく、また、オリジナルに比べてやはり若干幅が広いためにやめました。


(復刻版シュータン(左)コパムン25周年から取ったマーク(中)コパムンに仮とめしてみた)

オリジナルワールドカップもいくつかあったのですが、さすがにそちらを壊すのは躊躇し、結局このカルタヘナを使うことにしました。

こちらのシュータンの幅はよいのですが、裏地に白いスポンジがありません。

そこでアモールさんに適当な材料を貼りつけていただき、よい感じに仕上げてもらいました。


(カルタヘナとワールドカップ78のシュータン比較、右は完成したスーパーカップ復元版)

(補足)そういえば、かかとの白い部分もこのスパイクから取り外してスーパーカップの復元に使いました。

(2019年11月9日)