Size UK7.5 Made in France
英雄たちが愛した歴史的スパイクVOL.22『ナゾ多きフランス製アディダス編』
151 adidas CARTAGENA (2)
Size UK6 Made in France
「カルタヘナ」
ある分野の方はなじみのある土地の名前ですが、コロンビアとスペインにあります。
こちらのスパイクはスペインのカルタヘナが由来のようです。
フランス製アディダススパイクで未だに入手できないのが、「EUROPA」と「IBERICA」なんですが(イベリカは入手できました)、このソールはイベリカと同じなので買ってしまいました。
アディスーパーソールがガイコツソールと呼ばれていたことを読んだことがありますが、どちらかと言えば、こちらの方がガイコツに見えます。
サイズ違いを売っていたので、2つ購入して一つは部品取りにしました。
こちら用のシュータンにしたのですが、コパムンやワールドカップ82からは、それ以前のトップモデルに比べ、すそ広がりで幅が広くなりました。
(コパムンとワールドカップ78のシュータン比較)
最初はとりあえずソール、シュータン部品取りとして中古のコパムンを用意しました。
ワールドカップ78と比べるとやはりかなり違います。
また、裏側の縫い目も昔は白い糸でしたが、今のコパムンは黒い糸なので、そのままでは使えない感じでした。
復刻版からシュータン+マークを取り外して使おうと思いましたが、こちらは「MADE IN WEST GERMANY」の表示がなく、また、オリジナルに比べてやはり若干幅が広いためにやめました。
(復刻版シュータン(左)コパムン25周年から取ったマーク(中)コパムンに仮とめしてみた)
オリジナルワールドカップもいくつかあったのですが、さすがにそちらを壊すのは躊躇し、結局このカルタヘナを使うことにしました。
こちらのシュータンの幅はよいのですが、裏地に白いスポンジがありません。
そこでアモールさんに適当な材料を貼りつけていただき、よい感じに仕上げてもらいました。
(カルタヘナとワールドカップ78のシュータン比較、右は完成したスーパーカップ復元版)
(補足)そういえば、かかとの白い部分もこのスパイクから取り外してスーパーカップの復元に使いました。
(2019年11月9日)