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英雄たちが愛した歴史的スパイクVOL.21 『少し微妙な監督のシグネチャーモデル編』
レーハーゲル氏はかつて奥寺選手が活躍したヴェルダー・ブレーメンの監督だったので、サッカーマイナー時代の80年代の日本でも、コアなサッカーファンにはおなじみでした。
当時のブレーメンの選手は身につけているものすべてプーマで、当然、スパイクも西ドイツ製の高級モデルを履いていました。
しかし、メノッティ監督モデル(例)は有名でしたが、レーハーゲル監督のシグネチャーモデルがあったことは最近まで知りませんでした。
シーザメノッティにそっくりなこのモデルもマレーシアから入手しました。
海外しか販売していなかったのかというとそういうわけではなかったようで、日本のサッカー雑誌の広告に小さく載っていました。
西ドイツ製が14000円とは意外と安いですが、定価かはわかりません。
「西ドイツ製」が「西ドイツ性」になっていますね。
ただ、生産国が表示されているのは珍しく、今となったら大変貴重な情報です。
昔の雑誌は結構アバウトで、本文中でも誤字・脱字はおろか見出しと内容が入れ替わっているなんてことはよくありました。
83年ぐらいの高校スター選手の紹介ページですが、タイトルの選手名と内容が違ってたりします。
読み手もおおらかに許容していましたが、今だったらいろいろ言われそうですね。
せちがらい世の中になったものです。
(2019年3月19日)
追記
当時の広告に何気にこのスパイク(らしき)スパイクが写っていました。
(2020年7月6日)