
Size UK 6.5 Made in Spain
初めてのスペイン製プーマのPHANTOMのご紹介です。
このシュータンのデザインで生産国の表示があるのは西ドイツ、フランス、オーストリアしか今まで知らなかったので、たぶん、4か国目ではないでしょうか。
とはいってもどんなモデルかはサッパリわかりません。
モデル名はかっこいいですが、造りは正直とてもちゃっちい感じです。
ただ、この手のモデルにしては立派な白シュータンが付いています。
バルセロナ時代のディエゴ様実使用としても、信じてしまう人は多いかもしれません。
というのも、ディエゴ様のスパイクの場合、かなりいい加減なモデルがまことしやかに実使用品として出回っていることが多いと常々感じているからです。
それについては、すでにこちらの投稿中に少し紹介していますが、最近見つけたオークション出品例


シュータンのタイプはよくわかりませんし、説明も1980/81に使用したと書かれているだけでした。
一緒に掲載されていたディエゴ様の画像は、

1980年のイングランドとの親善試合ですが、この時の他の画像からすると、

たぶん、こちらのモデルを履いていたと思います。
こちらもディエゴ様実使用としてオークションによく登場するモデル

前回登場した時の感想はこちらに記しました。
こちらは79/80年アルヘンチノス時代のディエゴ様実使用モデルだそうですが、これもまたちゃっちいスパイクですねえ…。

ディエゴ様がこのレベルのスパイクを履いてプレーしていたはずがなく、実際にディエゴ様をはじめ、当時の一流選手が使っていたハイグレードな昔のモデルの情報を発信していますが、なかなか世の中には浸透しないですね。
プーマのみならず、昨今はディエゴ様のデビュー時のアディダスモデルについても、次から次に珍品が登場しています。
デビューして約1年しかアディダスのスパイクを履いていなかったディエゴ様の実使用モデルが、(真贋はともかく)これまでいくつ出てきたでしょうか?
見たことがあるものをまとめてみました。たぶん全部違う種類です。

これをデビュー後の1年間で?
すごいなあ…。
メモラビアスパイクとしては、他の選手では考えられないと思います。あらためてディエゴ様の偉大さを感じます。
デビュー当時のディエゴ様が、アディダスのスパイクを履いている画像は不鮮明なものが多いのですが、


シュータンマークがこちらのタイプです。

サッカースパイクの場合、このマークはこちらのようなジュニア用や廉価モデルについていることが多いのですが、ディエゴ様が履くようなプロ仕様モデルにこのマークがついているのは珍しいと思います。
今後も数々のディエゴ様実使用アディダスが出現すると予想されます。
ただ、ディエゴ様がアディダスを履いていた期間はとても短かったため、いろいろなモデルを履いていたとは考えにくく、カラー画像だと黄色ラインの固定式がほとんどのようで、

例外としては、ディエゴ様の記念すべき代表デビュー戦(77年2月)はアディダスのスパイクでしたが、黄色3本線は黒く塗られていたようです。
また、すでにヒールにはトレフォイル+adidasのロゴが入ったモデルで、ソールはオーソドックスな13本スタッドのアディパンソールだったようです。

カラーだったらなあ…。年代的に白黒画像も多いので、白ラインモデルも実使用としてよく登場します。
というわけで、今のところ世に出てきたディエゴ様実使用アディダスで、このモデルに合致するものは見たことがありません。
残っている画像が少なく、不鮮明な時代だからこそ、あやしいディエゴ様実使用スパイクが次々出現してくるのはしょうがないのかもしれません。
まあ、鑑定書みたいなものが付いていれば本物と認定されるのかもしれませんが、当時のスパイクのクオリティーや歴史を考えると、なんだかなあと思うしだいでございます。
(2025年3月8日)