79. asics INJECTOR 840

Size 26.5cm   Made in Japan

英雄たちが愛した歴史的スパイクVOL.25 「意外と(?)インパクトが強いW杯でのアシックススパイク編」

国内メーカーについてはまったく詳しくないので、勉強を兼ねて書いています。

アシックススパイクの代表的モデル名のインジェクター(固定式)、シャペ(取替え式)が登場したのは73年位だったようです。


左が72年、右が73年の広告

それから番号違いでたくさんの種類のモデルがデビューしました。

たまに例外(XL、TXとか)もありましたが、基本的に数字が大きい方が高級モデルでした。

80年代後半から海外を意識したモデルがデビューし、数字より固有名のモデルが多くなりました。

この頃は基本的に黒のアッパーですが、各社ソールやデザインが派手になりました。

92年以降は、2002が登場して、これを履く選手が増えましたが、それ以前もJSL、トップレベルの高校、大学生のアシックス愛用者は広告ではあまり見ないベーシックなモデルを使っていた気がします。

このモデルは2002と似てますが、シュータンのマークデザインと位置が違い、2002のプロトタイプらしいです。

澤登選手、磯貝選手などが所属し、強豪だった91年頃の東海大学の選手たちがこれっぽいモデルを使っていたようです。