Size 26cm Made in Japan
英雄たちが愛した歴史的スパイクVOL.25 「意外と(?)インパクトが強いW杯でのアシックススパイク編」
近年のアシックススパイクでは根強い人気のモデルです。
多分、1992年デビューのようです。
(サッカーマガジン92年1月号の広告。イタリア色が強くなったカラフルなモデルの中に突出して高額(22000円)なのにシンプルなモデルがポツンと混じっている感じです)
デビュー時はソールの補強金具がありません。
おそらく90年代後半までなかったようで、このスパイクはこちらで紹介した中の一つに入っていた物で、2000年以降に製造されたようです。
当時はまったく知りませんでしたが、あのドーハや94年W杯で韓国の選手が使っていたようです。
(94年W杯ドイツ対韓国戦。何人かの韓国選手が2002を履いていました)
このモデルについて書こうと思ったのですが、大した情報が見つからなかったので94年W杯の小ネタを紹介します(ご存じでしたらご容赦下さい)。
その当時の多くの韓国代表選手が数年後Jリーグクラブへ加入されました。しかし、W杯開催当時にJリーグの選手だったのは盧 廷潤選手だけだったと思います。
盧選手はプーマスパイク愛用者でJリーグでもパラメヒコなどを使っていたと思います。
ドーハでのW杯予選では、おそらくキングの固定式を履いていました。
本大会では初戦のスペイン戦でパラメヒコらしきスパイクを使われたようです(下左)。
98年に日本がW杯に初出場した時に中山選手が履いていたパラメヒコはこちらのモデルだったと思いますので、ノーマル(違うかもしれませんが)のパラメヒコがW杯で使われた初の試合だったかもしれません。
その後は誰かお使いでしたかね?もしかして最初で最後?
ただ、次のボリビア戦は違うスパイクだったようです(上右)。
こちらのモデルでしょうか?
横がちょっと違いますね…。
90年W杯までで私の知識は限界のようです。