34. PUMA S.P.A. KING 90s (1)

Size UK6.5 Made in Czechoslovakia

英雄たちが愛した歴史的スパイクVOL.29『プーマSPAキング編』

プーマもずいぶん集めてきましたが、手に入らないモデルの一つが、神が使っていたタイプの西ドイツ製SPAキングです(見つかりました!)。

画像はコレクターがお持ちの神実使用品です。

市販品でも売りに出されているのを見たことがないのに、よりによって実使用のSPAキングなんて…。

すごいの一言です。

 

このチェコ製のSPAキングもワールドカップIIと同様、秘かに西ドイツ製モデルへの改造用と思って入手しました。

基本的デザインは西ドイツ製と同じで、ソールの色と、シュータンの白い部分さえ換えれば、西ドイツ製に見えるかもしれません。

ソールカラーは専門家に任せれば何とかなるでしょう。

問題はシュータンですね。

西ドイツ製表記のもの自体がなかなかないですし、それを取り外す勇気も必要です。

細かいところですと、チェコ製の側面の表示にはプーマのロゴマークがありません。

実際に触らないとわからないと思いますが、革も西ドイツ製と違い、カンガルーではなさそうです。

まだ真面目に探したことはないですが、90年代でSPAキング使用選手を見つけたら、またアップしたいと思います。

216. PUMA S.P.A. KING 90s (2)

(2019年5月19日)

追記

なかなかこのモデルの愛用者は見つからなかったのですが、とうとうおられました。


94年のトヨタカップのバセダス選手(べレス)

富越さんが撮影されていました。

他の選手は

プーマのキングとアシックスばかりでした。

(2020年8月15日)

さらにJリーグで愛用されていた選手を発見しました。


ガンバ大阪でプレーされたヒルハウス選手(96年ごろ)。

90年W杯に出場されたオランダ代表選手でした。

あのオランダトリオと一緒にプレーされました。

当時は日本人でW杯出場経験がある選手はだれもいない時代でしたので、超大物助っ人外国人プレーヤーでした。

在籍2シーズンで60試合出場28得点だったそうです。
実力通りのご活躍ですね。

オランダ時代は代表でもクラブでもアディダスのスパイクを履いていたのですが、なぜかアディダスユーザーが多かったガンバでは珍しくプーマにされ、その後ミズノもお使いだったようです。

(2023年2月21日)