30. PUMA Torero (1)

Size UK8 Made in West Germany (Model No. 496)

英雄たちが愛した歴史的スパイクVOL.3 ~レトロではないプーマ・トレロ編~

82年W杯が開催された頃からサッカー雑誌を夢中で読み始めました。

そして、ちょうどその頃発売されたトレロの広告を見て衝撃を受けました。

価格が28000円。

誰が買うんだ?

2年後ぐらいには20000円に下がりましたが、私の中で高級スパイクの代名詞です。

近年、古いスパイクを集めだしてからも、手に入るはずかがないと思っていたトレロですが、今では数足あります。

しかし、すべて未使用なのですが、例外なく内張りがはげています。

私が所有しているものだけではなく、他にお持ちの方の画像を見ても同じ症状ですので、この頃使われ始めた内張りの材料は耐久性が低いのかもしれません。

これより多分古いメノッティスターWMなどは今もきれいです。

ただ、プーマも当時に30年以上先のスパイクの状態など考えることはなかったでしょう。

日本ではトレロが広告に載っていたのは84年位までで、かなり短命だったと記憶していたのですが、90年W杯でもUAEの選手が履いていたようで、海外では意外と長く使われていたようです。

初期型(上カタログ画像左)はつま先の革の広がり方が狭く、TOREROの表示が大きいようです。

プーマジャパンが所蔵しているトレロ(画像)はこのタイプで、金色の状態もとてもきれいです。

何気にハイフン入りの「WEST-GERMANY」は珍しいと思います。

多分、(このスパイクのような)後期になるとTOREROの表示が小さくなり、つま先の革が横に広がってきます。

また、かかとのステッチの有無の違いなども年代によってあるようです。

後期の金色部分の材質は少しザラザラした感じになり、金色も少しくすんでいる感じです。

しかし、先日手に入れたトレロシールでは、後期らしきトレロですが、金色部分はとても鮮やかです。

神が最も活躍した時期によく履いていたのは、このモデルの白色バージョンです(足型は特別だと思います)。

素直に白色ラインのトレロを販売してほしかったと思うしだいです。