28. PUMA MARADONA KING

Size 26 cm Made in Japan

英雄たちが愛した歴史的スパイクVOL.18 『マラドーナシリーズの不思議編』

1981年にマラドーナ10など、神のシグネチャーモデルが発売されました。

その時のシュータンには神の似顔絵のマークがついていました。

多少微妙な似顔絵でしたが、マラドーナファンには思い出深いモデルではあると思います。

翌年にはシリーズ第二弾として、このマラドーナキングなどが発売されました。

第一弾にはなかった、プーマラインに神のサインが印刷されています。

マラドーナシリーズは比較的手に入りやすい価格設定でしたが、このモデルはその中でも最高額の15000円でした。

発売当時、同じ金色ラインでソールも同じスパイクとして、西ドイツ製のトレロ(28000円)があり、何となくこのモデルは安物のトレロ的な感じがしていました。

何回か書いていますが、80年代前半、神はご自身のシグネチャーモデルを公式戦で履くことはなかったので、収集を始めてからもあまり入手するつもりはありませんでした。

しかし、たまたまメルカリで出品されていたのを見つけ、つい購入してしまいました。

トレロは当時、買う物ではなく、雑誌中で眺める物ぐらい縁遠い存在でしたが、収集を始めてからなぜか結構な数を手に入れることができました。

しかし、例外なく内張りは劣化しており、金色ラインもどす黒くなったものもあります。

一方、マラドーナキングの金色部分は、テカテカのエナメルのようですが、現在もまったく色あせることなく、内張りもきれいに当時の状態を維持しています。

さて、一般プレーヤー向けのマラドーナモデルでしたが、元日本代表GKの森下選手が履いている写真がありました。東農大からヤマハに鳴り物入りで入団された頃の練習時の写真で、実際に試合で履いたかは定かではありません。

ちょうど、ヤマハが天皇杯で初優勝した頃で、正GKで活躍していた菅藤選手とのレギュラー争いが話題になっていました。

菅藤選手のスパイクは西ドイツ製のモデルで、この頃はまだパラメヒコも発売されておらず、トップレベル選手の多くが使っていました。

その憧れが今も続き、未だに収集欲が止まらない状況です。