545 adidas BOGOTA


Made in France

以前、アディダススパイクにおけるアディカーフとボックスカーフについて、こちらで書いたことがあります。
結論としては、西ドイツ製の高級牛革モデル(2000ワールドカップウィナーなど)はアディカーフで、フランス製高級牛革モデル(ペニャロールなど)はボックスカーフが使用されていたのではないかと考えております(あくまで個人的に)。

その時、昔のカタログなどを見ていて、高級モデルっぽいけど、まったく知らなかったモデルがこの「BOGOTA」です。
以前、これらを入手した先からグレースワールドさんのご協力で入手しました。


70年代後半のフランス製アディダスのソールと3本線はカラフルでしたが、その中でもひときわ派手なレモンイエロー(?)でした。
そして、アッパーはカンガルー革で、おそらく当時のフランス製の最上級モデルではないかと思われます。

つま先はペニャロール同様、ステッチがまったくないシンプルさです。

フランス製アディダスはアッパーもソールも西ドイツ製とは全く異なるデザインが特徴ですが、ヒール部分も、

西ドイツ製にはない独特のデザインで、このモデルしかないタイプです。

BOGOTAは専用の広告もあったようで、

左はラインやソールが白色のバージョンなのか、右のカラー広告を単に白黒にしたものなのかは不明です。

以前、プラティニ選手の使用スパイクについて調べていた時に、80年代のモデルはだいたいわかったのですが、70年代は不明なモデルが多くて挫折していました。

特に77年ごろのこのヒールマークがへんてこりんなスパイクが以前はナゾでした。

ほとんどの選手が白ラインですが、左の選手はカラー(黄色?緑?)モデルのようです。BOGOTAを知ってようやくナゾが解けました。


白ラインBOGOTAは市販されていたのか、代表選手用の特注モデルだったかは不明です。

ついでに、80年代初頭のプラティニ選手のスパイクですが、

80年のユベントスとの親善試合では、オーソドックスなデザインの取替え式です。
白ペニャロール?
初期型ゼファーでしょうか?


同じく80年、スペインW杯予選のキプロス戦のプラティニ選手は、白(シルバーかも)3本線のマルチスタッドの固定式、バチストン選手らはプルストラップのついたモデルです。
西ドイツはじめ、世界的にトップ選手のスパイクはアディスーパーソールのWORLD CUPなどが主流になっていたはずの1980年ですが、フランス代表選手のスパイクはナゾなモデルばかりです。

マルチスタッドは、

MILAN(ペニャロールの固定式)だっと思われますが、緑以外の3本線は見たことがありません。
それにしてもこのころのフランス製モデルはカラフルです。

驚いたことに、

80年のソ連との親善試合では、MILANっぽいモデルですが、3本線は白で、かかとマークは緑…。サッカースタイル同様、自由すぎますね。

この他にも、
プラティニ選手もプルストラップがついた取替え式モデルを使っていました。

これもモデル名ははっきりわかりませんが、

左端のArgentinia Superというモデルだったかもしれません。
82年W杯ではティガナ選手がこれに似たモデルを履いていたと思います。

さて、昔のカタログを見ていて注目するのはもちろんスパイクですが、所々に載っているアディダスグッズで気になるものとしては、

カバンですかねえ…。
こんな感じのを持って学校に行っていた覚えがあります。

もう少し高級な、

こんな感じのにも憧れていました。

もう少し古いカタログに載っていたカバンは、

adidasの字体も違いますね。

いつもお世話になっている「先生」からカバンもお譲りいただいたことがあります。

貴重すぎてとても普段使いする気にはなりませんが、渋くてかっこいいです。
大事にさせていただきます。

(2025年9月1日)