494 PUMA REBECA

Size UK 8 Made in West Germany
キングギアの記事の再掲載作業が続き、久々にスパイクの紹介になります。
これは発売当時(1990年前後)ですら見たことがなかった個人的にはかなり珍しいモデルです。
以前、こちらで少しだけ紹介したことがございます。

同時期に同じ名前の人気バンドがありましたが、「レベッカ」とは
「レベッカは、ヘブライ語の女性名ヘブライ語: רבקה(リベカ)の、ヨーロッパ諸言語形。旧約聖書にも登場し、うっとりさせる者、魅惑する者、束縛する者という意味がある。英語では Rebecca や Rebekah、ドイツ語では Rebekka、フランス語では Rébecca などと綴る。英語のレベッカの愛称はベッキー (Becky) 。」
ウィキペディアより
REBECAのスペルはスペインかポルトガル語でしょうか?
もちろん履いている選手などまったく覚えがありませんし、サッカー専門店の広告に、小さく短期間(たぶん1989年のみ)載っていた極めてマニアックな存在だったと思います。
いつもお世話になっているお知り合いの方の紹介で入手できました。
貴重なものを本当に有難うございます。
このモデルのアッパーは80年代の「キング」や「ベルトマイスター」と同じデザインですが、ソールが従来のウレタンソールではなく、89年から登場したニュータイプなのが大きな特徴です。

左の取替え式は程度の良いものが今でも残っていますが、固定式の方はまったく見たことがありませんでした。
REBECAではありませんが、新しくなったキングの固定式(P1391 )は、ディエゴ様も90年W杯前の練習やトレーニングマッチで使っていたことがあります。
ディエゴ様が実戦で固定式を使うのは、この時期では珍しかったと思います。


しかし、このソールの寿命は歴代のタイプの中でも極めて短かったようで、こちらのディエゴ様の旧家から発掘されたスパイク達も、時期的にもともとこの固定式ソールが付いていたと思われますが、すべて剥がれ落ちていました。
こんな感じでした。
このスパイクのソールも入手時は今にも朽ち果てそうでしたが、このソールタイプは、スタッドがかろうじて残っている状態ですら見たことがありませんでした。
入手時

箱入り未使用でしたが、ソールは今にも崩れ落ちそうで、いくつかのスタッドはすでに脱落していました。

箱の中に破片が…、

とにかく立体パズルのつもりで復元し、シューグーで何とか固定した状態が初めの画像です。
まあ、ディエゴ様も使用していた、この固定式ソールの現物を初めて見ることができたのは意義深いと考えております。
ちなみに箱にはモデル番号が1-381と表示されていますが、シューズ内にはベルトマイスターと同じ1-380の表示があります。
さて、その後驚いたことに、もう1足同じような状態のREBECAもお譲りいただきました。
ある所にあるものですね…。すごいなあ…。
495 PUMA REBECA

こちらもパズルをする必要がある状態ですが、ソールがこちらのモデルと比較的似ているので、いっそのこと、ソールスワップしようかと考えております。

REBECAのスタッドよりも細めですが、まだ劣化の心配はなさそうです。材質が違うのかもしれません。
今は普段履きへ修復もでき、貴重な古いスパイクを無駄にするわけではないので、ソールを外していただく作業への抵抗はなくなりました。
ありがたい時代になったものです。
(2024年12月18日)