Size UK9 Made in Portugal
英雄たちが愛した歴史的スパイクVOL.15 『コパムンディアルの歴史編』
3本線がソールまで伸びている昔タイプのコパムンは現行品よりも好きなので、出品されていればつい購入してしまいます。
これは生産国などの説明はなく、見た目がきれいだったので、ebayで即買いしてしまいました。
確かアメリカからの出品でしたが、手元に届いて初めてポルトガル製ということがわかりびっくりしました。
また、シュータン裏のスポンジが黒いのも、この年代のコパムンでは珍しいと思います。
さらにカンガルー革ではなく、多分カーフです。
コパムンと言えるのか?
日本で言えば、コパSPシリーズになるでしょうか。
さて、こちらでも紹介しましたが、オランダのクーマン選手が88年EUROで履いていたコパムンのシュータン裏は真っ黒でした。
この時のモデルがポルトガル製だったかはわかりませんが、80年代のポルトガル代表選手のスパイクは何となくプーマのイメージが強いです(ユニフォームはアディダスですが…)。
最近は日本代表も集合写真時に片ヒザを立てることが多いので見慣れていますが、80年代で、この感じは珍しくてかっこよかったです。
80年代のポルトガルのスター選手はあまり思い浮かびませんが、90年代初めになって後のスターが台頭してきます。
この頃のユース世代がやたら強く、それもそのはずで、若かりし頃のフィーゴ選手やルイ・コスタ選手がおられました。
この頃もスパイクはプーマの選手が多いようですが、フィーゴ選手(背番号がなぜか3)はワールドクラスっぽいです。
ちょっと見にくいですが、14番のジョアン・ピント選手のスパイクはシュータン裏が黒く、もしかしたらこのポルトガル製のコパムンかもしれません。
知識不足でMade in Portugalの工業製品はあまり浮かびませんが、革靴は割と有名なんでしょうか?
(2019年5月6日)
追記
現行に近いワールドカップもポルトガル製があり、そのシュータン裏は黒色でした。
(ネットからの画像です)
(2020年5月30日)