392 PUMA King Allround TT

Size 26.5cm Made in China

本日10月30日はディエゴ様のお誕生日です(61歳)。

天国に逝かれてしまいましたが、お誕生日おめでとうございます。

昨年も特に紹介するスパイクがなかったのですが、今年も西ドイツ製のプーマの出物はこれぐらいだったでしょうか?

というわけで、記念日に紹介するモデルは悩んだ末にこれになりました。

理由はずばり

2016年EURO開催時のイベントで使っておられたからです。


齢を重ねても、舌を出すくせはディエゴ様独特です。

はじめはこちらのモデルだと思っていたのですが…。


あれ?ソールが違う!

というわけで、急遽探して手に入れました。現在は新型KINGが販売されているので、廃版になりかけているようです。

このころはお元気だったんですけどねえ。未だに信じられないし残念です。

最近気に入っているディエゴ様の画像がこちらです。


86年W杯の時です。イタリアのユニフォームを着ていますので、予選リーグ2試合目の後なんでしょうか?

固定式が気に入らなかったのか、次の試合用の新品スパイクを吟味されている感じです。無造作に箱から出している生々しい現場写真は貴重です。

画像がもう少し鮮明だったらモデル名とか見えるんですがねえ…。ソールパターンも見たいなあ。

当たり前ですが、全盛期の黄金の足は「丸太」のようです。

2016年の時もペレさん(当時75歳)は杖をつかれていますが、ディエゴ様はまだまだご健在でした。

晩年、監督の時も自らチャリンコをこいでお元気そうです。

ただ、最晩年では座って指揮をとられるほど、ヒザの具合が悪かったようで、亡くなられた年の画像では、

丸太のような足がとても細くなっていたのがわかります。

屈強な名選手も老いやケガ、病気には勝てないんですね…。

あらためてご冥福をお祈りいたします。

(2021年10月30日)