391 TACHIKARA Tachikara 7

Size 24.5cm Made in Japan

まったく買う気のなかったスパイクですが、こちらのWEBコラム作成のために急遽入手しました。

KING GEARのスタッフの方から、あの金田喜稔さんにインタビューをしたとの連絡があり、その音源を聞かせてもらいました。

金田さんがお若いころ履いたスパイクについても、様々貴重なお話が聞けました。

基本的におっしゃられたモデルはだいたいあったので、コラム中で紹介できたのですが、ちょっと意外だったメーカーのタチカラ7についても語られていました。

コラムは長さの関係で、少々省略している部分もあるのですが、おそらく金田少年にとって、もっとも印象深かったスパイクはタチカラのこのモデルではないかと思います。

73年初頭の広告です。このころの国産モデルで1万3千円というのは極めて高価でした。

同じ時期のサッカーショップの広告ですが、国産で1万円を超えるモデルは一つもありません。

アディダス、プーマの最高級モデルがいかに高かったがよくわかります。

タチカラのスパイクを履いていた選手は見たことがなかったですし、ストーリーも浮かばないので、入手する気はこれまでまったくなく、コラムには広告写真を載せるつもりでした。

しかし、さすがは困ったときのメルカリです。

ちゃんと出品されていたので落札し、ギリギリでコラムリリース〆切にも間に合い掲載できたしだいです。

残念ながら「Seven Ring GP」ではありませんが、昔あこがれた金田さんのコラム作成記念として大事に保存したいと思います。

(2021年10月24日)