38. PUMA WM (80s)

Size UK7 Made in West Germany (Model No. 480)

英雄たちが愛した歴史的スパイクVOL.5『80年代の(黒・黄2色ソールの)プーマ・キング編』

日本ではベルトマイスターが有名なので、同じボックスカーフ革製で取替え式版の「WM」はマイナーだった思います。

もし当時これを新品で買えることができた、もしくは使うことができた選手は、同じ型であればカンガルー革の「キング」を選んだのではないでしょうか。

ボックスカーフ製のモデルは多くなかったので、今となっては貴重かもしれません。

さて、神は黒・黄色の2色ソールのスパイクを82年、86年W杯で履いていました。

このブログの表紙画面は86年大会のブルガリア戦で、ソールは見えないですが、黒・黄色です。

革は多分カンガルーと思われ、「キング」をお使いだったと思います。

82年大会では、3試合で黒・黄色ソールの取替え式を使っていました。

この大会の画像でスパイクがアップの写真はなかなか見つからないのですが、強いて挙げればこれぐらいでしょうか。

何となくですが、カンガルーではなく、カーフっぽく見えるような気がしており、神の82年大会の取替え式モデルは「WM」だと考えています。

この型は一番80年代のプーマらしいと個人的に思っています。

このタイプであれば、程度などまったく気にせず、いくらでも手に入れたいのですが、秘かに憧れているのが、こちらです。

いずれも有名なアメフト選手の実使用モデルらしいのですが、神が80年代後半に使用していた専用モデルの色違いのようです。

特注だとは思いますが、サッカーでは黒に白ラインしかなかった時代に、こんな色も作っていたんですね。

(2019年5月25日)

追記

これを入手したのは2015年の7月ぐらいで、本格的に収集にハマったころに見つけてとてもうれしかった覚えがあります。ebayでドイツ人から購入したと思います。

同じころ、日本のヤフオクでもこんなモデルが出品されていました。
70年代のWMです(ヤフオクの画像)。

当時は白シュータンしか眼中になく、まったく興味がなかったのですが、今思えば入手しておけばよかったなあと思います。

あのころはこんなモデルが出品されていたんですねえ。

(2021年11月10日)