154 adidas World Cup (early-80s) (4)
Size UK9.5 Made in West Germany
英雄たちが愛した歴史的スパイクVOL.8『アディスーパーソールのワールドカップ編』
アディスーパーソールのワールドカップは当時のサッカー少年には最高峰のモデルだったと思います。
というわけで、一時期見つけるたびに買い続けてしまい、かなりの数になりましたが、日本で売っていたのはワールドカップ78と同じタイプで、かかとの革が別に重ねて貼られているモデルはなかったと思います。
また、3マテリアルソールの新モデルが出た82年からは、日本では販売されなくなったはずです。
そのため、日本にはなかった珍しいモデルと思っていましたが、意外とよく見かけます。
155 adidas World Cup (early-80s) (5)
こちらも同様のタイプです。
きっとヨーロッパでは、新モデルが出てからも旧型ワールドカップの需要が多く、つま先とソールは旧型で、かかとは新型のこのモデルは80年代もそれなりの数が作られていたのだと思われます。
イタリアのコレクターの方は箱入りを山ほど持っていました。
最近は出品されていてもスルーしていたアディスーパーソールのワールドカップですが、304はオーストリア製です。
304 adidas World Cup (Austria) (3)
本当は同じ人が出品していたこちらだけでよかったのですが、ついでに手に入れました。
同じタイプの後期型はこちらで紹介していますが、このモデルはシュータンマークも青地で、裏も黒ではなく、生産国の表示を見ないと西ドイツ製と見分けられません。
このタイプは今でも手に入るので、当時はかなり人気で生産数も多かったのでしょう。西ドイツ国内では生産が足りず、オーストリアでも作られ始めたのかもしれません。
意外とレアなワールドカップ78と同じかかとのつくりのタイプはよく考えたら、こちらと下のモデルしかありませんでした。156は残念ながら右足のみです。
156 adidas World Cup (early-80s) (6) (only right shoe)
追記
片足しかなかったのですが、同じ出品者から1年半後ぐらいに左足が出品されていました。
かかとの革が2枚ではないタイプは珍しいので、揃ってよかったです。