Size UK7 Made in West Germany
英雄たちが愛した歴史的スパイクVOL.28 『世界のコレクターさん・イギリス編』
2つ目のワールドカップ78で、これはヤフオクで購入しました。
その後出品者の方ともお知りあいになることができました。
このスパイクもほぼ未使用で、こちらよりも状態は良いと思います。
このモデルは製造された期間は2年ぐらいだと思いますが、未だカタログでしか見たことがないつま先裏革仕様や、シュータンマークが旧型のタイプなどもあったようで、個体間でかなり差があったようです。
このモデルの白黒アディスーパーソールは当時革新的で驚かれた方も多かったそうです。
黒い部分は非常に硬く、このスパイクのようにサイズを印字するにはかなり大変だと思います。他にも同じソールのモデルは多々ありますが、印字があるのはこれのみだったと思います。
最初に少しやってみたけど、手間だからやめたのかもしれません。
さて、この出品者の方のワールドカップ78に対するこだわりは、すごく強いんだろうなぁと思っております。
というのも、箱入りの未使用品にこだわっておられ、その後、それを手に入れられたそうです。
実は、その箱入り未使用を持っていたのはイタリアのコレクターさんで(下の画像)、私にも買わないかと連絡をくれました。
あまりにも高額であっさり断ったのですが、その後「売れたぞ」と再度自慢げに連絡がありました。
購入されたお知り合いの方からも連絡があり、購入されたことと共に、スタッドの色について聞かれました?
「箱入り新品ということで購入したけど、純正スタッドは赤だけだと思っていたけど、スタッドの色が白いのは付け替えたのだろうか?」
はっきりしたことはわからないのですが、以前白スタッドのこのモデルが売られていたのは見たことがあります(下の画像。上のとは別物)。
78が付かないワールドカップも白やら白黒のスタッドのモデルもあります。
78の時代はスパイク自体もいろいろ違っているので、純正でついていたスタッドの色も赤のみだったわけではないと思います。
私がいくつかスパイクを購入したマレーシアのコレクターさんは、以前は山ほどアディダスのスタッドをお持ちでした。それも色も赤、白、黒、ツートンなどよりどりみどりで、アルミもあったと思います。
結構高額なスパイクを買った時はおまけで1セットつけてくれたこともありました。
そんな記憶があったので、もう一度、スタッドを購入しようと思って連絡したのですが、もう赤はなく、黒、黒白、アルミしか手に入りませんでした。
昔のスタッドもなかなかの貴重品かもしれません。