Size 26cm Made in Japan
英雄たちが愛した歴史的スパイクVOL.20 『隠れた名品アシックス(オニツカ)ボンバー編』
国産スパイクについては何か語れるほどの知識もコレクションも持ち合わせていませんが、「キングギア」のコラムを書いている時に、急にボンバーシリーズが不思議と集まりました。
まるで、「わしらのことも書いてくれ」とうったえられているように…(アホですね)。
ボンバーシリーズはこちらに書きましたが、コスパに優れたモデルで、購入した人は間違いなく練習や試合で激しく使い倒したはずだと思います。
ボンバーシリーズを使わずに新品を残している方は極めて珍しいと思われ、もし残っているとしたら、老舗のスポーツ店で売れ残ったものだと思います。
さて、ボンバーシリーズですが、45というモデルは初めて見ました。
たまたま、ヤフオクで閉店したスポーツ店の払い下げ品の一つとして出品されていました。
「オニツカ」タイガー時代ですので、70年代のモデルだと思います。
私が初めて(アシックス)タイガー製品に触れたのは中1で入部した野球部でした(78年)。
中1は運動靴で練習していましたが、中2になった時にスパイクを履くことができました。
だいたいサイズだけ聞かれてほとんどの部員が同じモデルを共同購入したと思います。
しかし、1年上の先輩のスパイクは「Onitsuka Tiger」のマークがついていましたが、我々の学年は「asics Tiger」になっていた記憶があります。
ボンバーシリーズは他にも2つアップしておりますが(66、77)、私にとってどれもナゾが多いモデルです。
とりあえず、持っている古い雑誌からオニツカ(アシックス)タイガーのモデルの広告などをピックアップしてみました。
メキシコ五輪で銅メダルを取った68年頃のオニツカタイガーは3本線だったようです。
ただ、その頃の陸上スパイクはすでに見慣れたラインになっています。
これは近所の老舗のスポーツ店からいただいたものです。
70年になると、サッカースパイクも現在と同じラインになっていますが、モデル数はとても少なかったようです。
その後の歴史についてはいずれ追記します。
(2019年9月11日)