Size 26.5cm Made in Japan
英雄たちが愛した歴史的スパイクVOL.15 『コパムンディアルの歴史編』
92年頃に発売されたモデルのようです。
87年頃にデビューした国産コパシリーズの改良版だと思います。
この頃、本家コパムンもかかとの革が3本線下まで延長されたので、こちらも同じデザインになっています。
SLがカンガルーで、SPはオックスハイド革というのは初代から継承されています。
価格設定が絶妙で、常に2万円前後した本家よりも数千円安く、夢のコパムン(みたいなモデル)に手が届くというユーザー心理を激しく揺さぶるモデルでした。
私も当時初代SPを使ったことがある1人です。
それだけにもう一度初代は手にしてみたいというのが本音ですが、やはりコスパの良いモデルの宿命か、履きつぶされた可能性が高く、今では見つからないようです(中古ですがありました)。
コラムにも書きましたが、90年W杯決勝の前半にクリンスマン選手が履いていた固定式はコパSLによく似ています。
しかし、かかとのマークが日本製のとは違う気がします。
西ドイツ製の白ソール(アディパンソール)コパはぜひ見つけたいモデルです。
(2020年1月10日)