437 adidas COPA MUNDIAL (17) KAZUSHI KIMURA match worn
こちらのコラムで紹介させていただいた木村和司さんの実使用モデルです。
95年の和司さんの引退試合のころのものです。
まさか手に入るとは思いませんでしたが、あらためて実物を見て感じたのは、想像以上に「小さい」ということでした。
それにしても、ディエゴ様と和司さんの実使用スパイクが間近で見れるのはありがたいですねえ。
コレクター冥利に尽きます。
さて、コラムやこちらにも書きましたが、95年だとほぼ現行タイプに変わっていた時期なので、このタイプのコパムンは、その当時としては珍しいモデルになっていたかもしれません。
サイズがUK4.5で、一般的にはかなり小さめなので、まだ在庫が残っていたのでしょうか?
タグにもシュータン裏にも生産国の記載はありませんでした。
以前、引退試合記念Tシャツを入手しましたが、
一緒に撮影できるとは思っていませんでした。
タイミングよく出品されていた引退記念グッズ詰め合わせも入手してしまいました。
かなりの和司さんファンの方の持ち物だったんでしょうね。今後は大事に引き継がせていただきます。
そういえば、和司さん実使用(未使用支給品かな?)をお持ちの有名な方がおられました。
こちらはまだ3本線がソールまで伸びているタイプです。かかとのトレフォイルも黒地に白のパターン。
たまたまですが、ほぼ同じ(サイズも)モデルも入手していたので、こちらで紹介させていただきます。
438 adidas COPA MUNDIAL (18)
サイズと生産国は
ユーゴスラビア製です。シュータン裏はYOUGOSLAVIA、タグはJUGOSLAVIA、一般的にはYUGOSLAVIA、いろいろな表記があるのですね。
タグを見ないと生産国はわからないのですが、このタイプのユーゴ製のシュータンマークの赤トレフォイルは割と下の方に付いていたような気がします。
そうすると、勝村さんが(複雑な事情で)お持ちの和司さんモデルもユーゴ製と思われますが…。
「ワシは西ドイツ製しか使わん」
とか言ってあげちゃったりしたのかもしれませんね。
まあ、コパムンと言うと、どうしても昔ばなしが多くなりますが、現役最強コパムンユーザーが今年も大活躍しておられます。
PKキッカーも任されているようですね。
しかし、コパムンってあらためてすごいスパイクだなあと思いますねえ。
もう少しこのレベルのコパムンユーザーがいてもいいと思うのですが…。
今週末はACLの大一番。
ぜひクラブWCでコパムンのショルツ選手が、世界の名FWと対峙しているのが見たいです。
(2023年5月4日)
ACL制覇すばらしいです。クラブW杯でも頑張ってください。
ショルツ選手、コパムンで奮闘されていました。
他の選手のスパイクと違いすぎて驚きます。
正直、相手チームのことは何も知りませんでしたが、
なんと、監督はJリーグ初代得点王のディアスさんではありませんか!
ディアスさんの記念すべきJリーグ初ゴールの時のスパイクも
コパムンだったようです。
取替え式を好む選手だと思ってきたので意外でしたが、この時期(93年)では珍しく3本線がかかとまで伸びたタイプでした。
やはりコパムンは偉大なスパイクだとあらためて思いました。
(2023年5月9日)