Size 25cm Made in Japan
英雄たちが愛した歴史的スパイクVOL.15 『コパムンディアルの歴史編』
1995年ぐらいに発売された国産コパシリーズです。
ミスターレッズ福田選手モデルだったそうです。
福田選手と言えばプーマな気もしますが、そういう時期もあったんですね。
カーフ革で、90年代にしては珍しく3本線がソールまで伸びているデザインです。
写真ではわかりにくいですが、白い部分はエナメルっぽい素材です。
ステッチが通常のコパムンと異なり、つま先部分だけではなく3本線の中にもあります。
トレフォイルマークや側面の文字も金色で、価格も本家並の特別感が強いモデルです。
スタッドは国産2色ソールなので、丸型ではなく楕円型です。
2000年代になってスタッドが歯のような形のモデルも出てきたと思いますが、これはその原型だったのかもしれません。
丸型しか履いたことがないので、楕円効果はわかりませんが、やはり何か違うんですかね?
また、日本人に合わせたアッパーになっているようで、プーマではパラメヒコが日本人専用で有名ですが、アディダスもかなり意識して作っていたようです。
この頃のモデルは海外では販売されなかったので、外国人マニアが見たら結構興味を持つのではないかと思います。
逆に90年代の外国製は個人的には?なモデルが多く、西ドイツ製モデル愛好家には90年代国産トップモデルはとても魅力的です。
(2020年2月9日)
同時期にこのモデルを履いていた選手を発見しました。
アントラーズの栗田選手
(2023年4月5日)