465~467 adidas COPA MUNDIAL


465 UK 8.5 Made in Germany


466 UK 8 Made in Germany


467 UK 8 Made in Germany

今回もご覧いただきありがとうございます。

最近、いつも書かせていただいていたWEBコラムの運営方針が変更になり、自由気ままに投稿ができなくなりました。
正直、最近はネタを考えるのも難しくなり、他の記事との違和感もあったため、身を引こうと思っていたので、これまでコラムをご覧いただいた感謝も込めて最終稿を書いたのですが、それも公開されるかわからない状況でございます。

つきまして、最終稿+αの内容をこちらに掲載させていただきます。


英雄たちが愛した歴史的スパイクVOL.84 「コパムンディアル今昔

アディダスさんが5種類のカラフルな限定コパムンディアルを発売しました。日本ではまだ未発売の物もありますが、いくつか入手し、あらためてコパムンディアルやビンテージスパイクの最近の楽しみ方について書かせていただきました。


5か国をイメージしたカラーの限定コパムンディアル(以下コパムン)ですが、5か国はW杯優勝国ばかりではなく、メキシコ(五輪優勝はあり)も入っていますので、あくまでサッカー大国なのでしょう。

実際にこれらの国の現役選手がコパムンを履いていたのは20世紀までだったと思いますが、監督・コーチ陣は現在も愛用されていると思います。

以前、ブラジルW杯のころにも限定品でカラフルなコパムンが発売されましたが、この時はノーマルのソールでした(図1、2)。

図1、2 日本では発売されなかったようです。

今回の限定コパムンのソールは通常の黒スタッドの2マテリアルソールではなく、白一色となります。

ロシアW杯のレフェリーに支給された3本線も黒のコパムンは白ソールで、大会後の発売を期待していましたが、結局、世には出回らず(パッチもんはこちらです)、ようやくこのソールのコパムンが登場したかということで、ノーマルに一番近いこちらを購入してしまいました(図3)。

図3 スペインバージョンらしいです。

 

こちらはなにげにKAMOさんのWEBサイトから購入しましたが、他のカラーはまだ発売前になっていました。

このモデルだけで充分と思っていたのですが、イタリアバージョンの青モデルはきれいだなあと思い、発売日を楽しみにしていましたが、KAMOさんアディダスジャパンさんもあっという間に品切れになっていました。

仕方がないので、海外サイトから購入してみました(図4)。
(こちらではすでに5種類すべて購入可能で、サイズも幅広く揃っています)

図4 確かにきれいです。ノーマルは「COPA MUNDIAL」が銀色ですが、限定版は金色文字です。

 

あっという間に売約済みになった国内サイトの限定コパムンですが、ほどなくしてメルカリにいくつも転売されているようです。

私も収集目的で入手していますので、何とも言えないですが、限定版や復刻版は、サッカースパイク本来の役割ではなくなっている感じですね。

 

一応、収集目的だけではスパイクがかわいそうということで、最近は2足購入して、1足は実際に使ったりもしています。

また、こちらでも紹介しましたが、スパイクとしてではなく、普段履きとして復活させて楽しんでいます。

 

最近はガムソールも交換可能になり、こんな修復をしていただきました(図5)。



図5 80年代の西ドイツ製コパムンをスニーカーに修復

 

今ではなかなか見つからないモデルですが、ソールが劣化していたので、思い切って、いつもお世話になっているアモールさんに修復をお願いしました。

 

最近は複数あるうちの劣化が進んでいる方を次々と修復していただいており、アディカーフの名品のこちらも普段履きにしました(図6)

図6 オーストリア製ワールドカップ・ウィナーを修復

 

こちらはすでに結構履きこまれていたので、足になじみます。

 

アディダスばかりではなく、90年代のプーマの名品のこちらも普段履きにしていただきました(図7)。

図7 プーマ・レッジェーロ(0142を修復

 

こちらはサイズの関係でガムソールではないですが、いい感じです。

パラメヒコよりも革がソフトで、とてもよく足になじみます。

 

さて、2018年3月より長らく本コラムを担当させていただきましたが、今回で一旦お休みさせていただきたいと思います。

おかげさまで山ほどコレクションと知識が増え、これからも収集と情報発信は続けていければと思います。

これまでご覧いただき誠にありがとうございました。

機会があればまた復活させていただくこともあるかと思います。

ブログはぼちぼち更新していく所存ですので、今後ともよろしくお願いいたします。


追記ですが、2019年ごろからコパムンディアルに細かな仕様変更があったようです。
シュータンマーク裏も以前は「COPA MUNDIAL」の表示があり、インソールもいろいろな文言が記されていました。

今はどちらも「MADE IN GERMANY」が記され、ドイツ製が強調されています。

U23のスタッフ陣もこちらを愛用されていますね。
ガンバレ大岩ジャパン!

(2024年4月27日)

祝五輪出場!目指せ優勝!(とりあえずアジアカップ)
五輪、W杯で韓国が出れず、日本が出れた大会って68年のメキシコ五輪以外にありましたっけ?
80年代は屈辱の連続だったなあ…。