これも先生にお譲りいただいたモデルです。
おかげさまで由緒正しいメーカーのスパイクを紹介でき、誠にありがとうございます。
とは言っても、私には70年代に英国の選手が履いていたイメージぐらいの知識しかありませんでした。
ただ、メーカー自体は今も健在で、少し前まではサッカースパイクも販売していたようです(特にキッズ用)。
このスパイクも製造年は不明ですが、変わった素材のアッパーで、比較的新しいモデルではないかと思います。
70年代の同時期に流行っていたメーカーはこちらだと思いますが、そのころの画像にはGolaのスパイクを履いた選手もおられました。
1974年FAカップ優勝のリバプール。StyloとGolaのスパイクばかりですね。
他のイングランドリーグのチームもそうだったかというと…。
対戦相手のニューキャッスルはそうでもなかったようです。
いろいろ画像を調べていると、個人的に好きな場所の画像がありました。
スパイクロッカーです。こちらは1971年アーセナルGeorge Armstrong選手。
1975年リバプール。トレーナーRonnie MoranさんとPhil Boersma選手
ロッカーというより、スパイク倉庫ですね。ひし形マークはアンブロのようです。
1980年クリスタルパレスのGary Goodchild選手
70年代から80年代初めまで、数は少ないですが、Gola愛用選手は各チームにおられたようです。
ただ、…
1973年マンチェスターユナイテッドのロッカーにはGolaは見当たらないような…。この方はマネージャーだそうです。
チームによって愛用スパイクメーカーに偏りがあったようですね。
さて、日本でも70年代後半のサッカー雑誌には、ほぼ毎号Golaの広告が大々的にありました。
種類もラインのカラーもとても豊富でした。
ただ、トップレベルの選手が使っていたかというとあまり印象にありません。
ところが、日本代表最年少得点記録保持者のこの方
練習のみのご使用だったと思いますが、80年代の日産時代しかほとんど存じ上げなかったので、この画像を見た時はかなり驚きました。
現在は名蹴会会長で、御年63歳でも現役時代と変わらぬ引き締まったお姿はかっこいいですね。
(2021年5月28日)
追記
金田さんのことを書いたからはわかりませんが、後日思いもよらいない縁で下記コラムに協力することができました。
元サッカー日本代表・金田喜稔氏が語る 昭和のスパイクの想い出とこだわり
「ペレは完璧なFW 世界一上手かった」 金田喜稔がレジェンド選手との対戦を振り返る
日ごろから金田さんの昔の画像を探しておいてよかったです。
(2021年11月12日)