349 YASUDA WX76

Size 26.5cm Made in Japan

高校選手権の季節ですね。

サッカーがプロ化されて、プロを目指す10代の若者の目標はJリーグユースでの活躍になり、必ずしも高校世代最高レベルの大会ではなくなったのかもしれませんが、やはり今でもあこがれの舞台であることは間違いないと思います。

ただ、昔と比べると参加常連校の顔ぶれはかなり変わったようです。

我々の時代の常連校といえば、このカラーのスパイクが印象的だったこちらの高校

昔の高校サッカーのスパイクについてはこちらこちらに書きましたが、トップレベルの高校生には国産メーカーのカラースパイクが人気でした。

私のような低レベル選手にはおこがましくて、使おうとはみじんも思いませんでしたが、今になって手に入りました。

残念ながらソールはヒビだらけですが、一応原型はとどめています。

ヤスダは常時、帝京高校御用達のカラーモデルを市販していたかというとそうでもなかったようで、おそらく、有名スポーツ店発注の特注モデルだったようです。

自分の勉強も兼ねていくつかの広告を調べてみました。
このモデルは85年の広告に掲載されています。

カラースタッドでしたが、帝京高校の選手の固定式モデルはシンプルな白一色が多かったと思われます。

ヤスダ独特のラインになったのは79年ぐらいだったことはこちらに載せました。

その後、81年

82年

83年

84年

84年までは基本的に黒いアッパーしか市販していなかったようです。

ヤスダは近年復活し、現在ではプロ選手も使うようにまでなってきました。

オールドサッカーファンにはうれしいことです。

さて、もう少し前の帝京モデルといえばこちらのメーカー。

近々復刻されるようです。

クラウドファンディングですので応援しませんか?