280 MIZUNO MX-7

Size 24cm Made in Japan

Mラインが懐かしくて入手しました。

ヤフオクで1500円で出品されていたのですが、最後は泣きたい程高額になってしまいました。

さて、ミズノシューズのMラインは84年頃に現在のランバードタイプになりました。

何回か書きましたが、ミズノ(美津濃)のサッカースパイクは70年代から発売されましたが、他のメーカーに比べればマイナーで、その分価格も低めの設定でした。

ちなみにこのスパイクは牛革製ですが、定価7900円です。

スポーツ用品メーカーとして、美津濃は野球に関しては他のメーカーの追従を許さない程、人気が高く、もちろん野球スパイクをはじめ、様々なスポーツシューズも作っていました。

ですから、品質が悪いわけはなく、ただ単に認知度が低かっただけだと思います。

しかし、高品質で割と低価格なので、少年サッカーでは使われていても、日本リーグで履いているチームはなかったと思います。

この頃、少年や学生と違って、トップレベルの実業団チームは全員が同じメーカーのスパイクを履く傾向があり、比較的サッカーでは新参メーカーのミズノが日本のサッカー業界に入り込みづらかったようです。

しかし、だんだん個人が使いたいモデルを履くようになり、もともとクオリティーの高いミズノスパイクは80年代半ばから徐々に国内外のトップ選手も愛用するようになりました。

ランバードになった当時、ミズノサッカー用品の広告塔だったのが水島武蔵選手です。ブラジル国籍を取ったため日本人初のプロ選手ではなかったですが、当時もそのフロンティア精神はすごいと思いました。

ブラジルに行かれた頃は時期的にもまだMラインのスパイクを履いていたようです。

日本人初のブラジルプロ選手は言うまでもなくカズ選手です。

では、2番目は…?

こちらの方です。

現在は精力的に若い世代の指導をされておられます。

ブラジル仕込みの技術はすばらしく、サッカー教育理論もとてもユニークです。

そういえば、シューズはミズノをご愛用です。

神に憧れ、右利きなのに左足ばかり練習していた自分の若い頃を憂うばかりです。