Made in Austria
アディダス・ワールドカップ78についてのキングギアの記事を読み返し、そういえばこんなモデルがあったということでアップしました。
ワールドカップ78は「78」が取れるまでに2年ぐらいしか期間がなかったはずですが、つま先のステッチの数や、ソールかかと部分のリベットの有無などいろいろ変化が見られます。
また、サイズがソールに刻印されているものもあり、3本線も本革製と人口皮革(ぽい)ものがあったようです。
そして、最大のミステリーが、
左側のつま先がバックスキンのような素材でできている最初期(?)バージョンが本当にあったのか?
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バックスキンはシカの革らしいので、カンガルー革ではなかったのかな?
また、右側の皇帝とともに写っているワールドカップ78はシュータンマークが旧型です。こちらももう少し大きい広告
今回のモデルはこれに似ていたので入手しました。つま先のステッチ数は違うようです。
中古で印字も薄くなっていますが、
一応、見えます。
広告は皇帝が載っていますので、今までは西ドイツ製と思っていたのですが、このモデルはオーストリア製でした。
このマークの西ドイツ製モデルが存在するかは今のところ不明です。
このマークのシリーズは
78が取れたワールドカップになってからもあったようです。文字まで読めず、どこの国のモデルかが不明です。
でもよく見たらマークのデザインはこのモデルと違いますね。
これはユーゴスラビア製かな?
さらによく見ると、この青マークの「Adi」もあります。このタイプは見たことがないなあ。
そういえば、こんなユーゴ製ワールドカップもあります。
話が戻りますが、最初期バージョンがあるとすれば、アディダス本社ぐらいかなと思うのですが、そのアーカイブ保管室に入ることができたうらやましい方々の動画が配信されています。
残念ながらワールドカップ78が登場するシーンはないのですが、そのお一人の動画中に、歴代名選手実使用スパイクに混ざって紹介されている奇妙なモデルがあります。
サッカースパイク専門店の動画には、
1970年代のプロトタイプらしいです。ベースはワールドカップ74でしょうか?ヒモは側面に、甲部分にはサメ革が貼られています。
目的は?使用予定選手はどなただったのか?いろいろ気になります。
こんなプロタイプがあるならワールドカップ78の初期バージョンのつま先はサメ革だったかもしれませんね。
さて、今回のモデルは西ドイツ製に似ているけど、所々オリジナルで結構ユニークなモデルを作っていたオーストリア製ですが、現在行われているEURO2024でオーストリア代表が躍進しています。
(EUROのレフェリーのスパイクでの個人的発見をこちらに書きました)
いわくつきの82年W杯の対戦とは異なる、タイトルをかけた真剣勝負が見れるかもしれないので、ドイツとの決勝対決が実現しないか密かに期待しています。
(2024年6月28日)

